不要不急の外出自粛要請など、新型コロナウイルスに関する状況が急激に逼迫しつつある2020年度のスタートです。
ますます気軽にお花見しづらい雰囲気がゆえ、今年の桜開花レポートもなかなかはかどりません。
そのため前回の投稿では今年唯一の桜レポとお伝えしていましたが、中江川の桜を見る機会ができたため急遽レポいたします。
■花びらが水辺に浮かぶ川沿いの桜
4月3日金曜日の夕方。
新浜通り沿いに面した中江川は行徳きっての桜スポットです。
水辺にあることから例年比較的遅めに開花のピークを迎えるのですが、暖冬だった今年は昨年よりも1週間ほど早め。
満開の桜が両岸から川を包み込むように咲いていました。
先週末に季節外れの雪に見舞われたといえ、行徳の地にも桜前線は順調に訪れていたようです。
舞い落ちた花びらが水面に浮かんでいます。
少しだけ葉も出てきてますね。
道1本分入ったところから新浜通りに向けて写した1枚。
ここの木はとくに開花が遅く、今がまさに満開の見頃。
長い枝が多方向に伸びて美しい姿をみせています。
水辺に向かって大きく枝を広げる桜は趣がありますよね。
一足早く満開を迎えたオオシマザクラやヤマザクラは既に葉桜となり、ソメイヨシノが花咲かせているのもあとわずか。
早めに咲いていた木は葉桜へシフト。
若々しい新緑の葉交じりの桜花も味わいがあります。
道路を挟んだ緑道側から臨む中江川。
川沿いと緑道の双方で咲く満開の桜に、足元で咲く色とりどりの花々。
春爛漫の景色を見ると心がはずみます。
■緑道のソメイヨシノは満開から葉桜のはじまりへ
緑道も満開の桜のアーチ真っ盛り。
早く咲いた木のなかには、完全に花が散って葉桜へ変貌したものもあります。
多種類の桜が植樹されていることもあり、開花時期にばらつきがあるのも中江川の特徴。
前日の強風にも耐えて、花びらが1枚も欠けることなく保たれていた花株。
このまま持ちこたえていられるのもあと何日ですかね。
幸公民館は新型コロナウイルスの影響により長期休館中です。
夕日にほんのり照らされ、はらはらと桜の花びらが舞う緑道。
水路に面した突き当たり地点も、葉桜の予兆をみせつつまだ見頃ではありました。
■まとめ:今年の桜前線もいよいよ終盤。見るなら今週末がラストチャンス!
暖冬の影響を受けて、4月に入ったばかりだというのにもう葉桜の中江川。
新学期を迎える頃には…と言いたいところですが、市川市の小中学校は休校措置がGW明けまで延長になり、学生の皆さんにとっては新年度の実感がまるでわかないのではないでしょうか。
冬から春へ、それから初夏へ。
未曾有の事態に世界中の人々が翻弄されながらも、季節は着々と移り変わっています。
来年は自由にお花見できると信じて、今を乗り切りましょう!
中江川の地図
▼行徳のソメイヨシノレポートはこちら:
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