2018年の桜前線は例年以上の早さですね。
海に近い行徳地区でも、早々に満開となった都心に追随するかのごとく、この週末で開花が進みだしてきました。
まずは3月25日16時頃の行徳駅前公園。
青空澄み渡る絶好のお花見日和となりました。
花見客で盛り上がる公園内の芝生広場。
そのなかでも最も咲いている桜の木の下に人は集まるもの。
その木の開花状況はというと、満開とまではいきませんが7、8分咲きとなかなかなもの。
芝生周りの桜は来週前半が見頃のピークでしょうね。
しばらくは駅前公園がさらに賑わうこととなりそうです。
ミニバラ園側歩道沿いの桜は5、6分咲きといったところでしょうか。
前の晩通りかかった時は3分咲き程度でしたので、一晩でかなり開花が進んだように思えます。
かたやプールサイド歩道沿いの桜はようやく咲き始めたところ。
数年前に剪定されたぎこちない樹形のもと、細く伸びた枝を包むように咲く姿がどことなくけなげ。
こちらの見頃は来週後半かもしれませんね。
行徳駅前公園の地図
所変わって17時前後の中江川。
見頃とまではいきませんが、概ね5、6分咲きとこちらも順調。
しかし木によるばらつきがたいへん大きく、両極端な印象でした。
新浜通りと接する中江川の入口にて。
こんもりと花開いていた手前のひとかたまりにピントを合わせ撮影。
見頃手前のときはこのやり方に限ります。
水辺に伸びる枝に咲く桜はとても絵になりますね。
つぼみもすべて花開き、ひらひらと舞い落ちた花びらが川面を覆う様子を見ることができるのは来週末あたりになりそうです。
川岸の桜は新浜通りから離れるにつれ固いつぼみが目立ちます。
一輪も咲いていない木もかなりあり、本格的な桜前線は来週以降になりそう。
対照的に桜の周りで咲く花々は今が百花繚乱のとき。
桜とのコントラストも春らしい風景。
小ぶりで樹齢の比較的浅そうなヒガンザクラ(エドヒガンかな)を一本発見。
こちらは満開でした。
ソメイヨシノよりも少し濃い桜色が愛らしいですね。
川辺でひときわ存在感を示すオオシマザクラ。
白い花と同時に若草色の葉をつけるのがソメイヨシノとの違い。
水辺に大きくせせり出す姿が見事でした。
暗渠化された緑道の桜は一見すると見頃にはほど遠い印象。
こちらも木によるばらつきが大きく、ほんの数輪程度しか開花していない木もちらほら見かけました。
例外は幸公民館前の一画。
この界隈だけはボリュームのある桜並木を楽しむことができます。
そうなるとやはりいますね、お花見されている方々。
極寒だった春分の日を過ぎたら一転、暖かい晴天が続いているこの週末。
来週は夏日近くまで気温上昇する日もあるそうです。
週明け一気に開花が進むかもしれませんね。
▼ 3月28日(水)の午後現在の様子はこちら。3日経つとだいぶ咲き進んでますね。
中江川の地図
▼行徳のソメイヨシノレポートはこちら:
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