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西日本は異例の早さで梅雨明けしましたが、関東地方もそろそろでしょうか。
梅雨どきとは思えない晴天のさなか、2025年の湊水神宮水神祭が行われました。

■水神宮に参拝し夏の安全祈願
6月28日土曜日夕方。
コロナ禍明け以降開始時刻が早くなり、昼間の空いている時間帯から参拝できるようになった湊水神宮です。
訪れた17時半頃の時点では、参拝までおよそ10分待ちといったところ。
水難避けと無病息災を願って、今年もお参りいたします。

参拝の後は記念の駄菓子、おこもついただいて。
おこもつというのはお供物由来のようですね。

お守り水神宮グッズ売り場で見かけた四ヶ村祭りの担ぎ手募集ポスター。
3年ぶりの四ヶ村祭りは10月12日(日)開催予定です。
同じ日に相之川日枝神社祭礼も行われ、行徳担ぎと江戸担ぎの神輿渡御が見られる貴重な機会。
担ぎ手不足を解消するためにも興味のある方はぜひ。

四ヶ村祭りでは女神輿として担がれるようになった湊の町会神輿。
今年10月の神輿渡御でもおそらく女性の担ぎ手が活躍するはず。
女性だからといって侮るなかれ、行徳もみの所作も一通り行うからすごいです。
祭壇には小ぶりながらも立派な獅子頭が飾られていました。

■並んでも歩きたくなる露店が並ぶ堤防沿い
さてこの後は水神祭最大のお楽しみ、堤防沿いに並ぶ露店散策といたしましょう。
コロナ禍明け再開後、堤防上は水門から湊新田方向への一方通行となった水神祭の露店。
入口となる水門前までの行列に並ぶこととします。
自分が並び始めたのは18時前。
この時点の最後尾は湊水神宮から100mほどのぎりぎり押切。
並ぶこと10分、水門前に辿り着き露店散策開始です。

入口に近いほど堤防沿いの人出が多く詰まり気味。
夕方の時間帯でこんな状態ですから、夜遅くはもっと大変なことになりそう。

途中の階段で降りる人がいたり一方通行の影響もあったりと、中盤過ぎた頃にはかなり歩きやすくなりました。
湊新田寄りの露店末端部にかけて堤防も低くなり、腰かけてひと息入れたくなるところ。

露店散策の途中、堤防下から湊囃子連のおはやしが聴こえてきました。
2018年に復活した湊囃子連の演奏。
コロナ禍の露店休止を経て水神祭おなじみの光景となりました。

■露店チェックが楽しい堤防散策
さてここからは祭りレポ恒例の露店チェック始めましょう。
縁日の品揃えからトレンドを感じる趣旨なのですが、お面を見るかぎりトレンド感はあまりない?
般若に狐とレトロなラインナップに戸惑いを隠せません。
がしかし、ここ数年人気の半面タイプも充実していますし、なによりサンリオキャラクターコラボの半面猫マスクがあるのがいまどきな感じですね。

もはや日本だけの人気におさまらないちいかわ旋風。
キャラクターのヨーヨーもやはりちいかわ。
王道定番キャラのアンパンマンも、今年は朝ドラのおかげである意味トレンドですね。

おしゃべりちいかわと妖怪ウォッチ3DSソフトが共存するくじ景品のラインナップ。
Nintendo SWITCHのボンバーマン33周年というのもあり、調べたら2017年発売でした。

ちいかわにおぱんちゅうさぎやスナック菓子が主流の中、お酒や大人のおもちゃ(名称は伏せますがうさぎの左隣にいます)がしれっと紛れ込む射的の景品。
どの世代でも楽しんでもらいたいというサービス精神の現れなのでしょうか 。

夕暮れの光に照らされる光るグッズコーナー。
夜が更けたらとてもきれいでしょうね。
混雑が激しくなる夜に買うより、明るいうちに買うほうが良策です。

お祭りでさつまいもチップスの露店はありそうでなかったような気がします。
フレーバーも豊富にあって食べ比べしたくなりますね。

チュロスもいまやイベントの定番。
世代的に舞浜へ行って食べるものとの認識拭えていませんが、祭りの混雑の中で食べ歩きするのに最適なのですよね。
今年の水神祭では2店でしたが、今後ますます増えていくような気がします。

今回の水神祭も、ケバブにトルコアイス、韓国グルメなど国際色豊かな露店ラインナップ。
韓国発屋台グルメのソトックソトックも7年の時を経て行徳上陸しました。

昔懐かしベビーカステラは機会もどこかレトロな形。
目の前で焼き上げられた熱々のベビーカステラはいっそう美味しいのでしょうね。

19時過ぎてもまだまだ空は明るく。
露店入口までの列は250m先の伊勢宿まで延長していました。
祭り終盤になるとさらに長い行列になっていたことでしょう。

今年の水神祭は堤防外もお楽しみがありました。
浦安のクラフトビール祭醸造と、行徳のイベント常連潤の珈琲が行徳街道沿いに出店。
祭りの日に呑むのはもちろん、オリジナルクラフトビール祝祭IPA!
潤の珈琲のみそじゃがと一緒にいただきます。

■行徳の夏の風物詩よいつまでも
アフターコロナ復活から3回目の水神祭。
もはやあの頃の特殊な社会生活が幻だったかのようなお祭り風景でした。
露店散策やお買い物の楽しみが戻ってきたのは喜ばしいですが、押切・湊橋の建設計画が具現化した日には、湊水神宮の移転含めどのような影響がこのお祭りに及ぶのか未知数です。
何かしらの変化があっても、水神祭のにぎわいがいつまでも続きますように。
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