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終電後も安心!復活した深夜急行バスに乗ってみた【新橋から行徳へ】

終電後も安心!復活した深夜急行バスに乗ってみた【新橋から行徳へ】

終電後の貴重な公共交通機関だった深夜急行バス。
コロナ禍により休止や廃止の憂き目にあった路線が多数発生していましたが、2024年12月から新橋・有楽町・東京(八重洲)から新浦安や行徳を経由する路線が運行再開
休止からそのまま廃止になった路線が多い中、見事復活いたしました!

終電後の帰宅手段としての深夜急行バス

新橋駅から有楽町と東京駅八重洲口を経由して、新浦安・ハイタウン塩浜・行徳(駅前でなく西友新浜店前)で降車できる深夜急行バス。
東京メトロ公式ホームページの時刻表検索(※2025年5月現在)によると、平日の東西線終電が大手町駅発0時13分→行徳駅着0時37分(妙典行き)、新橋駅からだと0時5分発なので(ちなみに駅探調べで新橋駅発0時8分→新浦安駅着0時44分)、0時50分新橋駅発の深夜急行バスは終電を逃したときの頼りになる存在であることは間違いありません。
運賃も電車よりは高額ですが、タクシー代に比べるとはるかにリーズナブル。
いざというときの選択肢として頭の片隅に記憶しておいて損はないはずです。

運休以前から気になっていたものの利用機会がなかった深夜急行バス。
行徳唯一の停留所が行徳駅ではなく行徳駅前四丁目というのも興味深い点でした。
晴れて復活したあかつきに、終電後の深夜急行バス乗車レポいたします。

実践!深夜のバストリップで行徳へ

3月下旬のとある平日。
日付変わった深夜0時過ぎの新橋駅銀座口です。
駅を出て目の前にバス停があり迷うことはありません。

今回乗車の深夜急行バス「新橋・有楽町・東京~新浦安・行徳・海浜幕張・稲毛線」。
(ルートと時刻表・運賃表:2025年5月現在)
都心の3箇所から乗車し、新浦安やハイタウン塩浜などを経て、最終的にはJR稲毛駅に向かいます。
休止以前はJR千葉駅まで運行されていましたが、現在はJR稲毛駅止まりです。

それにしても不夜城東京、人や車の流れの止まることがない新橋駅です。
銀座口前の交差点には24時間営業のドラッグストアや深夜営業の飲食店などがあり、終電過ぎても時間つぶしには事欠きません。

発車時刻の10分ほど前にバスが現れました。
自分だけかと心細くなっていましたが、10人ほど乗客の方がいて安心しました。

乗車時に行き先告げて先払い。
行徳駅前四丁目までは1800円です。
交通系ICカードやクレジットカード決済も可です。

深夜急行バスは定刻の0時50分に新橋駅を発車しました。
午前1時近くというのにネオン輝く交差点。
おびただしい数のタクシーが走行しています。

5分ほどで有楽町駅マリオン前に到着。
ここで5人ぐらいの方が乗車しました。
有楽町と次の東京駅八重洲口は乗車専用のバス停になります。

東京駅八重洲口に到着したのは午前1時を少し回った頃。
バス停の場所は東京駅前でなく、ミッドタウン八重洲向かいの再開発現場の辺りです。
ここでの乗車は5名ほど、行き先はそれぞれ違いますが新浦安駅が多いように感じました。

深夜急行バスは出発後まもなく室町ランプへ。
ここからしばらく首都高速を走行します。
長距離夜行バスのような消灯はなく車内は明るいままです。

深夜の首都高速湾岸線は渋滞もなくスムーズに疾走。
高速入口からわずか10分ほどでもう浦安市内突入です。
ライトアップされた東京ディズニーランドホテルが深夜帰宅の私たちを迎えてくれます。

予定よりも5分以上早く、1時25分に最初の降車バス停富岡三丁目へ到着。
ここでひとり下車しました。
降りる客がいないバス停は通過するとのアナウンスがありました。

発車してわずか1分後、次のバス停サンコーポ西口に到着です。
ここでまたひとり下車しました。

新浦安駅に到着したのは午前1時30分。
時刻表より10分近く早い停車です。
バス停は新浦安駅ロータリーのG、京成トランジットバス(2025年4月より京成バス千葉ウエスト)乗り場。
ここでは5人ほど下車しました。

新浦安駅から5分後、市川市内に入ったバスはハイタウン塩浜へ。
午前1時36分、塩浜体育館手前のバス停に停車しました。
ここでふたり下車。
ハイタウン塩浜住民にとっては、電車とタクシーを乗り継ぐより深夜急行バスのほうが利便性ありそうですね。

深夜急行バスはSOCOLA南行徳前交差点を右折し新浜通りを直進。
行徳駅前四丁目バス停に到着したのは午前1時41分、下車したのは自分ひとりだけでした。
あかりの灯った西友新浜店の存在にホッとしました。
朝食の買い物もできるし24時間営業ありがたい。

ここからは習志野市の秋津小学校バス停までノンストップ。
深夜急行バスは海浜幕張駅などを経て終点のJR稲毛駅まで向かいます。
お疲れ様でした!

まとめ:快適便利な深夜バス移動(乗り過ごし注意)

時刻表より約10分早い50分間。
道路渋滞もなく快適な深夜移動でした。
ただ寝過ごしと乗り過ごしには細心の注意を払わないとなりませんね。
意外と利用者多いような印象でしたがこの日たまたまそうだっただけでしょうか。
宴会シーズンに利用する場合は、余裕をもって新橋駅前で待機して乗るのが無難そうです。
それから行徳駅には停まりません!
行徳民の方は行徳駅前四丁目で降りることを忘れずに。


【深夜急行バス 新橋・有楽町・東京~新浦安・行徳・海浜幕張・稲毛線】
※2025.05.27現在
京成バス千葉ウエスト塩浜営業所(旧京成トランジットバス)公式サイトを必ずご参照ください。

運賃(小児は半額):新浦安駅・ハイタウン塩浜まで¥1,550・行徳駅前四丁目まで¥1,800
乗車時にバス車内で現金・ICカード(PASMO・Suica等)にて支払い、クレジットカードタッチ決済可
月曜深夜~金曜深夜運行
土・日・祝深夜及び8月13日~15日・12月29日~1月3日深夜は運休

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