3年ぶりに早めの開花ペースとなった2026年の桜前線。
ソメイヨシノよりひと足早く咲く原木山妙行寺のしだれ桜は、お彼岸の今ちょうど満開です。

■満開のしだれ桜に魅せられて
春分の日の翌日3月21日土曜日の昼下がり。
春本番が実感できる暖かな一日です。
お彼岸の最中とあって原木山妙行寺は墓参客の姿も多々見かけました。

庭園でひときわ目を引くしだれ桜。
桜色に彩られた姿は毎年のことながらたいへん美しいです。

連休前には見頃を迎えていたという今年のしだれ桜。
満開を迎えた今、これからひと雨来たらあっけなく散ってしまいそうな予感です。
天気予報によると週明けまでは好天が続くそう。

剪定され以前より樹勢が衰えているものの、アングルによっては滝の流れのように花咲く写真が撮れます。

ソメイヨシノよりも薄色で小さい花が無数に咲くしだれ桜。
その華奢な姿と雄大な枝ぶりが、見る人の心をとらえます。

前面以外はかなり剪定されてしまっていますが、これもこのしだれ桜ならではの個性と思えば愛おしくなりますね。

遅れて咲き始めた紅枝垂桜と向かい合うしだれ桜。
開花時期に差がみられることから、互いに花を咲かせている風景はほんのわずかな日々なのではないでしょうか。

■春を告げるさまざまな花
大荒行堂の前に植樹された紅枝垂桜は3〜4部咲き。
来週には満開を迎えそうですね。

ソメイヨシノのつぼみはまだ固く。
都心では19日に開花が発表されましたが、千葉県湾岸エリアでは1週間近く遅れての桜前線となることでしょう。

庭園の小道沿いに植えられた水仙やヒヤシンスも花ざかり。
広い敷地の中でのこぢんまりとした姿もまた可愛らしいものです。

紅枝垂桜の近くで見つけたハナズオウのつぼみ。
濃いピンク色の花が咲くのはソメイヨシノとほぼ同じ時期。
満開の直前からハート型の可愛らしい葉が現れます。

真っ赤に咲き乱れる庭園入口近くのボケの花。

庭園裏手のボケの花色は、白から徐々に赤みを帯びてきている段階。
ボケの品種によっては白から赤へと花色を変えるものもあり、植物の神秘に感動することしきりです。

その隣には冬芽をつけたモミジの木。

庭園や拝殿脇など随所で見かけた雪柳。
なかでも見事な姿だったのが御祈祷場に咲く雪柳の花。
しだれ桜と競うかのように多数の花を咲かせていました。

■まとめ:お花見は3連休中に
春の暖かさを体感できた連休中日の21日。
そんな日に満開のしだれ桜を見ることができたのは幸運に違いありません。
この時点ではまだ花びらが舞っていませんでしたが、これから徐々に散り始めると思われます。
お花見は3連休中、遅くとも週明け早々に行かれるのがおすすめです。
今年2026年は東日本大震災から15年。
原木山妙行寺でも屋根瓦が崩落するなど大きな被害を受けました。
その時の屋根瓦がモニュメントとして保存されています。
風化させないよう、いつまでも心に留めておきたいものです。

原木山妙行寺の地図
▼原木山妙行寺のしだれ桜レポートはこちら:
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