真冬の寒さが嘘のような。記録的な温かさの3月です。
開花の遅れていた河津桜が満開になるかならないかの時期に、他の桜も次々と開花のときを迎えてしまいました。
都心ではもうソメイヨシノが満開だそうですが、桜前線が少しゆっくりめに訪れるこの地ではこれからといったところです。
その前に満開となったのは、原木山妙行寺のしだれ桜。
以前よりお花見のタイミングを逃してばかりのこちらの桜、ようやく当ブログで紹介できる運びとなりました!
3月20日(祝)の昼下がり。
原木中山駅から県道を船橋方面にひたすら直進いたします。
道沿いには古い木造家屋が並ぶ一画もあり、行徳街道をほうふつとさせるような風景です。
途中見かけた小さな神社の参道。
このあたりのソメイヨシノはまだ咲き始めのようです。
駅から徒歩10分ほどで妙行寺に到着。
総門には堂々とした「原木山」の文字。
天文7(1538)年、円増院日進上人が当時の原木村に開創した日蓮宗の寺院です。
東日本大震災にて本堂の瓦が崩落するなどの被害を受けた妙行寺。
只今平成の大修理の真っ最中で、残念ながら本堂の姿を拝むことはできませんでした。
シートに覆われた通路をくぐると…。
ぱっと視界が開けた先には満開のしだれ桜。
ソメイヨシノより多少早めに咲くしだれ桜。
今年しだれ桜が満開になったのは3月19日(妙行寺HP参照)。
昨年は4月1日だったそうで、ずいぶんと早い開花だったのがわかります。
滝のように流れる優美な桜色のライン。お見事としか言いようがありません。
恒例の桜拡大写真。
ソメイヨシノに比べるとひとつひとつの花は小さく華奢な印象ですね。
一部の花びらが欠けるなど、散り始めの兆候も見られます。
強風にあおられ桜吹雪が舞っています。
桜のじゅうたんになる様子もはかなげで素敵。
境内のソメイヨシノはまだ3分咲き程度。
小さくも鮮やかな紅色きわだつボケ(木瓜)の花。こちらは見頃。
20日の時点でこのような状況だったので、週末のしだれ桜はかなり散っているかもしれません。
その点はご了承くださいませ。
原木山妙行寺の地図
▼原木山妙行寺のしだれ桜レポートはこちら:
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