市川市立の中学校では13日が卒業式だったそうで、いよいよ春到来といった印象です。
先週の時点ではまだ3分咲き程度だった河津桜も、いまや満開。
穏やかな週末日和の3月14日(土)、9日ぶりの行徳野鳥観察舎へと行って参りました。
まずは宮内庁新浜鴨場に隣接した丸浜川沿いの様子から。
おお、見事に満開ですよ。
元祖の静岡県河津町に比べたら全然規模は小さいですが、行徳の河津桜並木も見劣りしてはいないはず。
花の蜜を求めて鳥も集まるのはお約束。
ヒヨドリもさぞかし満開を喜んでいることでしょう。
野鳥観察舎や野鳥病院を通過して、フェンス越しに福栄スポーツ広場の螺旋階段が見える辺りまで進んだ一画。
ここは例年開花が早いスポットでもあり、本日ももちろん文句なしの満開。
しかも枝が大きく広がり写真栄えする木なのです。思わず足を止めて写真撮りたくなります。
菜の花と桜の競演で知られるエリアも素晴らしきコラボレーション。
歩道側には菜の花とは別の黄色い花が競うかのように咲いていました。
こちらはオオキバナカタバミ。
もともとは園芸品種として日本に輸入されたものですが、最近はこのように道端でも普通に見かけます。いわゆる帰化植物。
野鳥観察舎前の池まで引き返したら、ちょうど鳥たちへの餌やりタイム。
今シーズンは全国各地での鳥インフルエンザ発生により、職員以外の餌やりは中止となっています。
そのため眺めるのみですが、一心不乱に餌を奪い合う野鳥たちの様子を見るだけでも楽しいものですよ。
そういえば少し前、多数のカモメが池の周りを囲んで待機していたのはこういうことだったのか(笑)。
河津桜とソメイヨシノのシーズンが終わっても、まだまだお花見楽しめるのが野鳥保護区の醍醐味。
桜の花の観察会、今年は4月5日(日)に開催されるそうです。
鳥たちによってもたらされた保護区の桜が見られる貴重なチャンス!
▼2012年開催時の模様はこちら
行徳野鳥観察舎の地図
▼行徳野鳥観察舎の河津桜レポートはこちら:
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