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行徳鳥獣保護区に春の訪れを告げる満開の河津桜

行徳鳥獣保護区に春の訪れを告げる満開の河津桜

前回投稿した妙典江戸川河川敷の河津桜レポにも書きましたが、今年の河津桜の開花は少し遅め。
行徳鳥獣保護区の河津桜は、3月1日の時点では4~5分咲きでした。
その後の急な気温低下や降雪を乗り越えて、どのような開花状況になったのでしょうか。
3月9日日曜日時点の様子をお伝えします。

満開の河津桜が堪能できる

前夜の降雪(行徳はみぞれ?)から一転、快晴の一日となった3月9日の夕方。
日曜日とあって大勢の人でにぎわう行徳鳥獣保護区。
丸浜川沿いの河津桜は満開。
思わず感嘆の声出てしまいましたよ。

川沿いに連なる満開の桜並木。
差し込む西日が河津桜の花を輝かせているかのようです。

少し残ったつぼみも間もなく開きそう。
木によっては新芽が出始めているものもありました。

河津桜の花の周りには、満開を待ちわびていたかのように鳥たちが集結。
ヒヨドリとメジロの間で争奪戦になっていました。

前週3月1日時点でかなり咲き進んでいた緑の国付近の河津桜。
それから1週間が経ち文句なしの満開。
桜の木の下を歩くのが楽しくなる風景となりました。

ここ数年河津桜が枯らされる被害が続出している現状にあって、けなげに命をつなげようと頑張っている河津桜の姿に心打たれます。
地元で愛される河津桜の景色がどうか失われずに済みますよう。

行徳の春を象徴する風景が今年もやってきました。
川辺に咲く満開の河津桜と菜の花は、非の打ちどころのない美のコラボレーションです。

ここ数年、第三者による河津桜の枯死行為により河津桜の本数が激減しています。
再び花を咲かせることができない木の痛々しい姿を見ると、無念さと怒りの感情が沸きあがってきます。
残された木が来年も花咲くようにと願わざるを得ません。

参考:3月1日時点の様子

なおその前週3月1日土曜日の様子がこちら。
このときは緑道沿いで4~5分咲き。
菜の花コラボの河津桜は、満開の菜の花とは対照的に2~3分咲きでした。
小雪がちらつく寒い日があっても、この1週間で着実に咲き進んでいたことがわかります。

冬から春へ季節の移り変わりを感じて

渡り鳥のシーズンもそろそろ終盤。
あいねすと前の池には鳥の姿はなく静まり返っていました。

かたや行徳高校脇の川にはたくさんの水鳥が。
カルガモに交じってマガモのつがいもいました。

あいねすと近くの緑地に植樹された椿の花は美しい紅白斑入り。
奥まった場所にあるため今まで気づきませんでした。
どうすればこんなに華やかな斑になるのだろう。自然の神秘。

春の訪れを感じるハナニラとオオキバナカタバミの競演。
オオキバナカタバミはつぼみの状態でも地面を鮮やかな黄色に染めています。

まとめ:お花見するならお早めに

昨年よりも遅めといいつつ、3月も2週目に入り河津桜もついに満開です。
まさに今が見頃。
これからの天候次第ですが、次の週末には新芽が目立ち始めるかもしれません。
自然に囲まれた環境で春を感じてみてください。

sakura01-004.gif行徳野鳥観察舎の地図

行徳野鳥観察舎の河津桜レポートはこちら:
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