毎年毎年すっきりとした秋晴れとはいかない行徳まつり。
前日の雨で開催されるか心配でしたが、朝方少々降ったぐらいで済みました。
実は2年連続開催というのは初めてのこと。
今年は妙典まつりが不慮の事態で中止となっただけに、行徳まつりが無事開催されてほっとしています(いや新型インフルの猛威は収まっちゃいないが…)。
午後1時過ぎ。
パレードは始まっているようですが、神輿を含めた多くの団体はまだ七中グラウンドに滞在していました。
出発を待つ間に露店見学いきます。
出展者はボーイスカウトやサッカークラブ、居酒屋など、例年同様地元色の濃いほのぼのとした雰囲気。
今回は揚げアイスなんてのがありますね。
これはシューアイスにコーンフレークの衣をつけて軽く揚げたもの。
食べた感想はサクッとした皮のシューアイス。
考えてみれば皮と衣の2重包みですよね。
踊りや纏が会場を後にしたら、いよいよ神輿の出番。
出発前にひと揉みして、行徳神輿・江戸前神輿それぞれの渡御が始まりました。
可愛らしい子供神輿もパレードの花を添えています。
江戸前神輿はテンポよく小刻みに神輿を上下させ、白装束の行徳神輿はワッショイの掛け声とともに「もみ」を交えながら進みます。
高架下沿いを離れ、駅に向かう祭囃子と神輿。
駅前ロータリーでは一足早く、纏振りの披露が行われていました。
演じているのは江戸川区の天夢會。
行徳まつりだけでなく、浦安三社祭や妙典の妙好寺お会式(今年は11/11水)などでも活動している団体です。
行徳神輿が駅に到着しました。
早速改札前で「もみ」が行われます。
ほうり投げの瞬間を撮影するのは難しい…。
しばらくすると江戸前神輿も駅前に現れました。
こちらはノリノリで…あ、女の子が乗ってますね。
所変われば担ぎ方もずいぶん違ってくるものです。
ここで方向転換。
江戸前神輿と行徳神輿の順番が入れ替わる形で、ちばぎん前の通りを進んでいきます。
そしてマルエツ(旧FOODEX)の脇にて休憩。
再開後は西友行徳店の脇から高架沿いを渡り歩いていきました。
それにしても江戸前神輿はずーっとラテンのノリですね。
車道の真ん中で何かしようと企んでいる(?)行徳神輿。
まさかここで「もみ」をやるつもりだったのでしょうか?
「行徳雑学館」によると2006年まではここでも行われていたそうですが、今回は西友に向かう道に入った横断歩道の上でした。
出発から2時間強、ホームグラウンドの七中に神輿が戻ってきました。
伝統的な祭礼のように宮入りを阻止されるようなことはなく、ひととおり「もみ」を行ったあとそのまま門をくぐっていきます。
市民イベントとしての神輿渡御も、だいぶ定着してきたように思えます。
行徳と江戸前それぞれの特徴を見比べるのも楽しいものです。
▼行徳まつりレポートはこちら :
2024年 2023年 2020年~2022年はコロナ禍により中止 2019年(with行徳ハロウィン) 2018年(with行徳ハロウィン) 2017年は台風により中止 2016年(with行徳ハロウィン) 2015年(with行徳ハロウィン) 2014年 2013年 2012年 2010年 2009年 2008年