ゴールデンウィークといっても遠出にこだわらず、のんびり地元をぶらつくのも良いもんです。
5連休の4日目である5月5日は、行徳の法伝寺で開催された明徳まつりをふらっと覗いてきました。
法伝寺は天文22年(1553)観竜上人によって創建された浄土宗のお寺。
大本山は港区芝の増上寺、また長野の善光寺にゆかりのあるお寺として全国善光寺会に所属しています。
明徳まつりは明治の頃法伝寺内に明徳尋常小学校(現在の南行徳小学校)が設置されていたことにちなみ、毎年5月5日のこどもの日に開催されているそうです。
今年は7年に一度の善光寺御開帳ということもあって、法伝寺でも善光寺如来の御開帳法要が同時に行われましたが、時間帯が合わず残念。
その代わりといっちゃなんですが、本殿の美しい花に彩られた天井画を。
日本の四季が誇らしく思えるような愛らしさですね。
会場到着後間もなく始まった合気道。
なんと外国人の方々による演舞ですよ。
まずは3名にて中段構え。
続いて2名での実戦。
型については全くわからないため、とにかく派手に投げ倒される様子に圧倒されるばかり。
喉元に腕をかけて押し込むように倒していくのかな。
木刀持った相手でも勢い良く倒し
木刀まで奪っちゃいました。
3人で豪快に技の掛け合い。
やはり武道の基本は礼に始まり礼に終わるですよね。
最後にスタッフのお兄さん(法伝寺の関係者の方でしょうか)が身体を張って体験。
痛ぇぇ?っ!の声が響き渡りました(笑)。
本殿内では押し花の展示や大正琴演奏会などが行われました。
私が訪れたときはキーボードとギターによるスクリーンミュージックの調べ。
皆さんお待ちかねの抽選会。私も導かれるままに並んでクジをひいてみたところ…
500円券当たりました。3000円券というのもありましたけどはずれもあるということで、何かのご利益があったのでしょう。
こどもの日らしく、昔あそびコーナーのベーゴマを背景に記念撮影。
当日かつ明徳まつり会場限定とのことなので早速使うことにします。
販売されているのは市川の特産物や福島県の物産品、千葉の伝統工芸品などのラインナップです。
こちらは印西市の名匠が生み出す容姿端麗なお雛様。
優しいお顔もさることながら、衣装も素敵です。
おなじみ中台製作所の神輿も展示されていました。
大規模なお祭りが行われない(気がする)行徳ですが、寺社仏閣を舞台にしたイベントが度々行われているのは、かつて「行徳千軒、寺百軒」とうたわれた土地柄ならではと思います。
私たち住民にとっても、お寺さんを身近に感じるきっかけになりますね。