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毎年7月14日は行徳夏の風物詩といえる胡録神社祭礼。
今年は月曜日のため夕方から夜にかけての開催となりました。
前日突然発生した台風5号の行方にヤキモキしましたが、海寄りにそれたおかげで雨に見舞われることもなく。
皆さんの日頃の行いがよい証拠ですねきっと。

■台風が去った直後の露店エリア
7月14日の18時半少し前。
道路上の露店エリアにはたくさんの人々が集まっていました。
とくに東西線寄りの一画が人口密度最大。
前に進みたくても全く動けません。

序盤からこれでは前途多難……と思いきや、胡録神社が近づくにつれ足元に余裕が出てきて歩きやすくなりました。

今回も露店出店は約40店と抑制の方針。
コロナ禍を経て変化した祭りの形式がこのまま定着化しそうな印象です。

沿道の飲食店も店頭に露店を出して、減少した露店を補完する役目を果たしています。

■お参りして笹団子もらおう
胡録神社での参拝はお昼過ぎから始まっていました。
とはいえ仕事帰りの身としては日没前に行くのが精一杯。
凄まじき露店渋滞の洗礼を受けつつたどり着いた胡録神社は、既に大勢の人たちが参拝待ち。
しかし4列に並ばせる誘導が徹底していたためか、意外とスムーズな流れだったのが幸い。
18時半過ぎに並び始めても約10分後には参拝することができました。

湊新田の町会神輿が参拝者を見守るかのように煌びやかな輝きをみせていました。
今年は3年ぶりに四ヶ村祭りの神輿渡御が行われる予定。
コロナ禍だった前回2022年は皆お揃いのマスクをつけて担いでいたのが懐かしく感じます。

昨年修繕されたばかりの拝殿。
真新しく生まれ変わり木の温もりを感じます。

無事参拝を済ませて笹団子をいただきました。
境内で育てられた笹を用いて自治会の方々により作られる笹団子。
固くなった団子をお湯で煎じて飲むと熱病に効くと言い伝えられていますが、自分はまだ試したことがありません。

参拝待ちの間に心地良く感じる行徳太鼓連の演舞。
和太鼓の力強いリズムが祭りを勢いづけます。

■参拝後のお楽しみ露店めぐり
無事参拝を済ませましたし、ここからは露店チェックを兼ねて祭り風景を楽しむことにしましょう。
まずは神社隣接の胡録公園から。
晴れだしたとはいえ、ところどころでぬかるんだ地面と強風に煽られる横幕に台風接近の痕跡が感じられます。

混んではいますが路上の露店エリアに比べると全然ましです。
コロナ禍明け復活直後2023年の過密状態を経験した身としては、公園内を歩き回れるだけで上出来に思えます。

夜の路上はさらに人出が多くなり、東西線寄り一画の人口密度も増大。
相変わらず歩きづらいままでした。

幅広い世代に人気の射的屋台は出店数多め。
露店によって景品の品揃えも変わってくるのが興味深いです。
こちらの露店は煉獄さん推しのもよう。
そういえばコロナ禍前常連だったサイコパスなアンパンマン射的横幕は復活ならず残念。

現在のトレンドと定番モチーフが並ぶお面の露店。
大定番のアンパンマンも今年に限ってはある意味旬のキャラクターですものね。

ちいかわやたまごっち、ベイブレードや玩具菓子が並ぶクジ引き景品。
流行の変遷が凝縮されたような品揃えです。

お馴染みカットパインも原材料は台湾産パイナップルなのですね。
2021年の応援輸入という形から普及が進んだ台湾産パイナップルも、ここまで到達したとは驚かされました。
芯まで甘くて食べられるから加工しやすいのでしょうね。

えびたこ焼きなる露店も登場していますが、昨今のタコ不漁と関連しているのでしょうか。

■もうひとつのお祭りはマンション中庭で
東西線高架を抜けて行徳駅前公園方面へと歩いていると、Vivalice(ヴィヴァリーチェ)の前に気になる看板が。

中庭では今年も胡録神社祭礼に合わせてモロ夏祭りが開催されました。
一夜限りのビアガーデン盛り上がっています!

今回モンスタージムではキラリ★まちイベントも同時開催。
占いやボディケア、不動産相談などのバラエティに富んだ体験が行われました。
訪れた時には既に予約でいっぱいでしたが、夜の開催は日中の参加が難しい方にありがたいですよね。

のぼるの冷やしきゅうりがにんにくたっぷりで美味。
暑い夜にまるごと1本ボリボリ噛んで元気復活です。

市川産クラフトビールのありのみブルワリーも出店。
期間限定のCOCONIAL BEER(ココニアルビール)で喉を潤しました。
こちらは市川発ミュージシャン「ah!」1stアルバム記念コラボビール。
すっきりしながらもしっかりとした苦みの夏にぴったりの1杯でした。

■台風回避できて喜びもひとしお
平日に加え台風接近の影響を感じさせない賑わいだった胡録神社祭礼。
昼間の時点では激しかった雨足も、夕方過ぎたら台風一過の晴天。
胡録神社の神様も喜んでいたはずです。
露店の数はコロナ禍前の4分の1に減ってしまいましたが、地元飲食店の出店や新たな催しが生まれるなど、行徳の街にとっての活性化につながっているように感じます。
お祭りと賑わいがこれからもずっと続いていきますように。
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