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アフターコロナで露店再開したものの、出店が神社境内と隣の胡録公園内に限られ大混雑だった昨年の胡録神社祭礼。
今年は一部ですが路上露店が復活しました。
お祭りが連休中日になるのは5年ぶり。
少しずつですがコロナ前の雰囲気が戻ってきたのを実感した今年の胡録神社祭礼でした。
■雨上がりの胡録神社参拝
雨予報の通り未明からぐずついていた7月14日。
朝からあいにくの雨でしたが、お昼頃にはやんで絶好のお祭り日和となりました。
16時半時点の胡録神社参拝列は胡録公園入口付近まで。
さすが連休中日ですね。
この時間からもうこれだけ並んでいます。
列に加わり15分ほどで本殿前へ。
湊新田の町会神輿も公開されました。
神輿渡御が見られるのは来年の四ヶ村例大祭。
ということは、コロナ禍で唯一実施された前回からもう2年も経つのですね。
参拝後に配布される笹団子は胡録神社祭礼の風物詩。
この笹団子を煎じて飲むと熱病に効くらしいのですが、どなたか試された方いらっしゃいますか?
原材料となる笹は神社境内で育てられています。
来年の祭礼にむけての準備もこれから着々と。
■路上の露店が5年ぶりに復活
露店の出店数は昨年と同じ40店ほど。
但し今年は一部区間ですが路上の露店出店が再開されました。
胡録神社や胡録公園内と分散しての配置となります。
今回露店出店が許可された路上区画は150m弱。
以前のような東西線高架を越えた行徳駅前公園までからすると半分にも満たない距離ですが、慣れ親しんだ胡録のお祭り風景が戻ってきたのは単純に嬉しいですね。
路上の露店は計24店。
歩道側のみの出店で各店の間隔もあり、密になりにくくゆったりとした印象です。
ということで露店トレンドチェックは難しかったのですが、そんな中でもかろうじて今年らしさを感じた一画を挙げておきます。
おぱんちゅうさぎとハチワレ・モモンガ(fromちいかわ)、その後ろにはアーニャとBT21(BTSとLINE FRIENDSのコラボキャラ)と、クジ引きの景品もコロナ禍前とは様変わりしています。
そうかといえば同じ露店のクジ引き景品にはこんなレトロなものも。
ピーク前の時間帯ということもあり、胡録公園内はまだ余裕で歩ける状態。
とはいえどの露店も軒並み長蛇の列でした。
雨上がりで地面がぬかるんだままの胡録公園。
少々歩きにくくても人出は衰えず。
先日の湊水神宮祭礼と同じくここでも射的屋台が大人気。
公園や路上に出店していたどの射的屋台も順番待ちの列ができていました。
残念ながらいつものアンパンマン射的屋さんは見当たらず。
神社境内にもいくつかの露店が分散出店。
こちらも歩けないほどの混雑ではなく、参拝列とも混在せず動線は比較的スムーズに感じられました。
■もうひとつの行徳夏祭りみつけた
今回の露店出店エリアから外れた路上では、地元飲食店の店頭出店が人気を集めていました。
潤の珈琲とヒロウチクレープの合同屋台も長蛇の列ですね。
行徳駅前公園沿いの路上も露店は出ていませんでしたが、PIZZERIA TARTARUGA(ピッツェリア タルタルーガ)とVivalice(ヴィヴァリーチェ)の間を抜けると……。
なんとマンション中庭がイベント会場!
行徳の飲食店有志が10店以上集まっての夏祭りでした。
秘密基地に迷い込んだみたいでテンションあがるー!!
PIZZERIA TARTARUGAの切り売りマルゲリータと、Quokkaで買ったありのみブルワリー自社生産1号ビール「サンクスビール」を生で。
まだまだ空は明るいですが気分上々です。
■夜になっても昨年のような大混雑は見られず
しばしの離脱を経て20時頃ふたたび胡録神社祭礼へ。
路上の人出は夕方よりは多かったものの身動きとれないほどではなく。
露店が出店していない側の路上では、買ったものを食べたり休んだりしている人を多数見かけました。
胡録神社の参拝列は路上にはみ出すことなく夕方より少なめ。
胡録公園内は夕方よりはるかに人出増えていました。
とはいえ全く身動きとれなかった昨年とは雲泥の差です。
これなら阿鼻叫喚状態は回避!
ちょうど行徳太鼓連の演舞が始まったタイミングにありつけました。
見事なパフォーマンスもさることながら、鍛えられた体幹が必要とされる体勢に見るたび感服してしまいます。
■歩行者天国の縁日は懐かしくて嬉しい
コロナ禍明け復活2回目の胡録神社祭礼。
連休中日で人出が分散されたのか、平日だった昨年のように人出が夜間に集中することは避けられたように感じられました。
また露店一部が路上に配置されたことにより、昨年のような芋洗い状態にはならなかったのは幸い。
来年以降も引き続き露店の出店数を抑える可能性はなきにしもあらずですが、混雑回避策として一部区間で路上の露店が実施されるかもしれませんね。
露店の数はコロナ禍前の4分の1以下になったのは寂しいですが、運営側の負担少なく続けていただけることが最優先。
周辺では地元飲食店の頑張りも感じられましたし、これからの祭りと行徳の進化を見守りたいところです。
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