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コロナ禍で露店中止が続いていた胡録神社祭礼ですが、5類化した2023年は4年ぶりに露店が復活しました。
しかしながら今年の胡録は今までとはかなり異なります。
露店の出店場所は胡録神社境内と隣接する胡録公園内のみの約40店と、大幅に縮小されての開催となりました。
■道路沿いの露店がない今年の胡録
毎年7月14日に開催される胡録神社祭礼。
今年は3連休直前の金曜日、かつ4年ぶりの露店復活とあって人出はきっと多いはず。
そう思って胡録神社へ向かい始めた19時前。
かつて露店が並んでいた道路は車が行き交う日常風景でした。
違いといえば歩行者がそれなりに多いのと、交通整理に携わる警察官をしばしば見かけたこと。
胡録神社や公園に露店出ているのか少々心配になってしまったほどです(ちなみに4年前の様子はこちら)。
沿道の飲食店の中には店頭販売を行っているところもありました。
潤の珈琲では金曜恒例総菜の日、お隣ではヒロウチクレープ×焼肉孔明のコラボ店頭販売。
■賑わい戻った喜びに感謝の参拝
胡録神社の参拝列に並びます。
鳥居からあふれそうな人の多さですが、公園へ入る列に比べれば行列は少なそうな印象。
10分ほどの待ち時間で滞りなく参拝。
4列整列が徹底されていたおかげか、思っていたより人の流れはスムーズでした。
この3年間ほとんど人気がない中で参拝していたので、これぐらい人の多いほうがお祭りらしいかな。
誘導されるがままにたどり着いてしまった参拝者用の出口。
ここから迂回して公園入口に向かうことになるのですね。
そういえば笹団子もらえずじまい。
早い時間に行けば花火セットもいただけたようです。
祭りに合わせて湊新田の町会神輿お披露目。
四ヶ村祭礼では湊新田の町を練り歩きます。
古いお札入れには、お役目つとめて納められただるまの数々。
真っ赤ないでたちが笹団子に交じるとひときわ映えますね。
オリジナルの地口行灯が夜空に輝きを放っています。
行徳愛あふれる言葉に満たされて、温かい気持ちを抱きました。
地口行灯の中には、行徳鳥獣保護区の光景が目に浮かぶような昭和天皇の和歌を記したものも。
調べたところ昭和62(1987)年に詠まれた歌のようです。
待ち時間の煩わしさを紛らわせてくれる行徳太鼓連の演舞。
気分が盛り上がりますね。
■露店エリアの縮小と著しい混雑
さて限られた露店エリアのひとつ胡録公園の状況はいかに。
当初参拝済ませてからでないと公園内に入れないと聞いていましたが、現地へ足を運んでみたらそのようなことはないように見受けられました(出入口を分けただけ?)。
20時頃にもなると行列もなく自由に公園内へ入れたのですが、大混雑には変わりありません。
公園内へ入ったはよいものの密集どころではありません。
露店に近づくのが困難なほど身動きとれません。
覚悟はしていたとはいえ、先日の湊水神宮祭礼を上回る過密度だと思われます。
この人混みの中露店で買い物できた方々を尊敬します。
こちらは19時半頃の神社境内。
狭い敷地の両側に10店ほどの露店が並び、その間を埋め尽くすかのように人波がなだれ込んでいます。
以前の胡録神社祭礼でも見かけたアンパンマン射的を確認できたのは嬉しかったです。
何度見ても笑顔で銃口向けているようにしか思えずヤバいの一言しか思い浮かびません。
歩くのもやっとな状態で露店を楽しむ余裕は皆無。
長時間の滞在は難しいと判断し退場したため、これ以上の露店レポは割愛させていただくことにします。
■アフターコロナの祭りのこれからは
歩行者天国の道沿いに並ぶ露店の記憶からかけ離れた光景に、戸惑いを隠せなかった今回の胡録神社祭礼。
東西線高架下の交差点も普段の様子とほとんど変わらず、祭りの夜とは思えません。
アフターコロナで露店が復活したものの、今回、いや今後もおそらく大幅に規模を縮小しての開催。
自治会のお祭りとしての運営管理や諸々の問題を抱えての結果だと理解できます(詳しくはわっしょい!行徳さんの胡録神社祭礼ページ参照ください)。
出店エリア縮小の違いはあったとはいえ、露店復活が4年ぶりとあって人出の多さはコロナ禍以前に匹敵。
人流と会場のキャパシティが釣り合っていないと感じたのが正直なところです。
帰り道に通りかかった行徳駅前公園からは、子供たちのはしゃぎ声やたくさんの人の話し声などで賑わう様子がうかがえました。
もちろん自治会や警察の負担を優先的に考慮しなくてはなりませんが、個人的には行徳駅前公園にも露店エリアあってもよいかなと感じます。
来年以降も平和で安全にお祭り開催される世の中でありますように!
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