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すっかり行徳の秋祭りとして定着した感のある行徳まつり。
神輿の街行徳を実感できる数少ない機会でもあります。
今年も例年通りどんよりとしたお天気でしたが、開催中はなんとか持ちこたえることができました。
これで3年連続完全開催という、行徳まつり始まって以来の奇跡。
名物の神輿パレードも滞りなく行われました。
パレード開始時刻に合わせて会場入りしたのですが、神輿の動く気配はなし。
一足先によさこいや婦人会舞踊のグループが出発するところでした。
それにしても今年は例年にないほどたくさんの人出。
行徳新聞の神輿連載記事(とても秀逸な内容でした。明光企画さん、ぜひWEBでも公開してください!)が功を奏したのでしょうか?
これだけ人が多いと屋台の方も働き甲斐がありますね。
毎年おなじみトルコ料理店のケバブ屋台もフル回転。
ぐーーんと伸びるトルコ式アイス目当てに長い列ができていました。
行徳まつりは各町内の神輿が一度に介する貴重な機会。
校舎前に並べられた神輿の姿はたいへん壮観です。
こちらの獅子頭は妙典春日神社のもの。
耳が立ち細長い角をもっているのが雄、耳が垂れ丸い角をもつのが雌です。
3年ごとに行われる祭礼では、神輿のかわりにこの獅子頭を担ぎます。次回は2012年(前回2009年の様子はこちら)。
その隣には獅子頭がもう一対。
関ヶ島胡録神社のもので、妙典のに比べるとずいぶんと小ぶりです。
角の長さも雄雌で大きな違いはみられませんね。
先日の四ヶ町の祭り(詳しくはこちら)で大活躍した行徳神輿たち。
手前のものが香取神社、右隣は湊新田の神輿、さらには香取や湊の町内神輿、単独で祭礼を行う押切や伊勢宿の神輿も展示されていました。
屋根延神社型と呼ばれる直線的な屋根と漆塗りが質実剛健な印象。
他のとは趣が異なる白木総彫りの神輿は新井熊野神社のもの。
屋根唐破風型という屋根中央のカーブと、四点棒と呼ばれる6本の担ぎ棒が大きな特徴です。
3年前に新調され、神社の祭礼で担がれたのはまだ1度きり。
次回のお祭りは来年になります(前回2008年の様子はこちら)。
時計の針は14時。いよいよ神輿パレードの始まりです。
出発前のステージではお囃子の演奏が行われ、神輿パレードの始まりを予感させてくれます。
行徳担ぎ用には湊新田の神輿(以下行徳神輿と記載)、江戸前担ぎ用には新井の神輿(以下江戸前神輿と記載)が使用されました。
白装束の行徳、色とりどりな法被姿の江戸前と、その違いは一目瞭然。
校庭でひと揉みしたら、いよいよ出発です。
子供神輿や小神輿を伴いながら、行徳神輿の後ろに江戸前神輿が続きます。
行徳担ぎの「地すり」はお尻を神輿の内側にしてしゃがむ格好。
対して江戸前担ぎの「地すり」はお尻を外側に向けています。
こちらは男女混合のためか回数が少なく、なかなか撮影のチャンスに恵まれず。
パレードの先頭を飾るよさこいソーラン。
西友行徳店の前でひと踊り。
神輿が行徳駅前に到着しました。
改札前では早速行徳神輿の揉みが行われています。
その隣では江戸前神輿も。
ここでスイッチバックして、交番前から千葉銀行方面へ向かいます。
江戸前神輿の後ろを行徳神輿がついていく形になりました。
みずほ銀行前の交差点。
江戸前神輿が2基、空に向かって高々と「さし」ています。
もちろん自動車には待ってもらって(笑)。
しばらくして行徳神輿も同様に路上での揉みを行いました。
高架沿いに戻りいよいよラストスパート。
手拍子に拳振り上げ、江戸前神輿はますます盛り上がっております。
出発から約2時間。
渡御を終えた江戸前神輿が七中に戻ってきました。
最後まで高いテンション。お疲れ様でした!
パレードの〆を飾るのは行徳神輿。
会場に戻ってからも繰り返される「地すり」「さし」「ほうり」。
最後まで見せ場をつくってくれますね。
それにしても今年はとにかく人の多いこと!
Youtubeや神輿愛好家の方のHPなどで行徳の神輿が紹介されることが増え、地元以外の方にも広く知られつつあるのかもしれませんね。
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