絶好のお祭り日和となりました。
今日は3年に一度の下妙典春日神社と伊勢宿豊受神社のお祭りです。
前回2006年に引き続き、「関東唯一の担げる獅子」が見ものの下妙典春日神社祭礼を追っかけてきました!
【ルートMAP】
※今回は下妙典春日神社境内にあったホワイトボードの情報をもとに、
自分が獅子を追っかけたときの写真と記憶を照らし合わせて記載しました。
間違い等がございましたら、コメント欄にてお知らせください。随時修正します。
手打ち式を経て13時前に出発した2つの獅子頭は、妙典3丁目の閑静な住宅街を進んでいきます。
私が到着したときは最初の休憩中。
おにぎりやお菓子が振舞われ、たいへん和やかな雰囲気に包まれていました。
幕末の安政年間に後藤直光により作られたといわれる雌雄の獅子。
角が細長いのが雄で丸いのが雌です。
塩田と水運で繁栄した時代を偲ばせるような立派なものです。
休憩を済ませ再び歩み始めた獅子は、山車と子供神輿に先導されるかのように進んでいきます。
東西線の高架を越えSATY前へと到着したら、ここからが大きな見せ場。
雄雌の獅子頭を引き寄せ、間もなく「地すり」「ほうり」が始まります。
その模様は動画でどうぞ↓
※「地すり」は1:12頃・「さし」は1:54頃・「ほうり」は2:32頃。
大きく波打つ胴幕の動きがとてもきれいです。
大型バスがすぐ脇をかすめるスリリングな状況もお約束ですね。
この後は駅前ロータリーをまわりこむように進みます。
途中駅前交番に立ち寄り安全祈願(?)
傍目にはお巡りさんが襲撃されてるように見えなくもない(笑)
再びSATY前に戻り、妙典タウンセンターの前で2度目の休憩。
再開後、獅子たちの行き先は妙典駅。
今回も駅構内への突入は外せません。
当然ながら改札突破とはなりませんけどね。
獅子たちは時折交差点で立ち止まり、「地すり」「さし」を行いながら、高架を越えて駅の反対側へ。
行徳小前での休憩後、こんどはバイパスを渡ります。
青信号のうちに渡りきれるかなと心配していたのも束の間、悠々と渡りきるどころかパイパスの真ん中で堂々の「地すり」「さし」開始!
信号が変わろうと渋滞引き起こそうと、そんなのお構いなしです。
車道の真ん中でしかも獅子。ドライバーの方々はさぞかし度肝を抜かれたのではないでしょうか。
無事にバイパスでの揉みを済ませ、徳願寺会館前にて休憩。
おやつを求めて子どもたちの長い列。
微笑ましい光景ですね。
箱に詰めた食べ物を手にした町内の方が、見物客にもふるまっています。
獅子の渡御はここで折り返し。バイパスを渡り旧成田街道に入っていきました。
徐々に日が暮れる中、少しずつ春日神社に近づいています。
春日神社の前にさしかかりました。
「地すり」「さし」も始まって、とうとう宮入り?
…と思ったら、まだまだ担ぎ足りない様子。
休憩を挟みながら、旧成田街道を行ったり来たりしています。
神社の前で獅子をほうった後も、まだまだ続くみたい。
日も暮れてすっかり夜空となってしまいました。
休憩を終え渡御を再開した獅子が、下妙典春日神社前に到着です。
雄の獅子が「地すり」を始めました。
華々しく宙に放った後いよいよ境内に突入しようとしています…ですが案の定阻止。
私はこの時点で帰ってしまったのですが、恐らく同じことが延々と続いていたのだと思われます。
お疲れ様でした!3年後を楽しみにしています。
▼下妙典春日神社祭礼レポートはこちら : 2024年 2021年は中止 2018年 2015年 2012年 2009年 2006年
▼下妙典春日神社獅子頭修復お披露目レポートはこちら : 2023年