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【妙典の休日】本久寺八の日で長唄鑑賞&オアシス妙典マルシェ

【妙典の休日】本久寺八の日で長唄鑑賞&オアシス妙典マルシェ

8のつく日に開催される本久寺八の日鬼子母神像お開帳と、月1回開催されるオアシス妙典マルシェ。
5月18日は同じ日に重なった貴重な一日。
この機会を逃すまじとハシゴいたしました。

今回の本久寺八の日は特別イベントあり

8のつく日(毎月8日・18日・28日)は本久寺の鬼子母神像お開帳日。
土日祝にあたる日のキッチンカー出店はすっかりお馴染みになりました。

今回は3店が出店。
本久寺キッチンカーの常連だった台湾胡椒餅の福平は今回をもってキッチンカー卒業です。
今後は習志野市実籾の実店舗に専念されるそう。
お寺で食べる熱々の胡椒餅もこれが最後。
美味しくいただきました。

本殿の前では椅子に座って待ち構えている人々の姿が。
今回はスペシャルな催しとして長唄ミニライブが開催されます。
生の長唄聴いたことないので楽しみです。

市内在住の長唄演奏家の方がお寺を訪ねて住職の話を聞き長唄を一曲演奏する試み、行徳寺町長唄らいぶ
披露していただく方々は今藤政優さんと杵屋弥江道さん。
お二方とも市川市内でで長唄三味線教室を開講されています。

時刻は12時半、1回目のミニライブが始まりました。
長唄は江戸時代に歌舞伎の音楽として発展したもので、三味線にのせてしんみりと歌います。
今回の唄は歌舞伎や日本舞踊の題目としておなじみ「藤娘」。
つい最近上映された映画「国宝」では二人藤娘として披露された演目です。

続いては三味線二重奏で「東京ブギウギ」。
江戸の伝統芸能から昭和の大衆音楽へ切り替わり。
懐かしさにお江戸テイストが加わり粋を感じます。
さらにもう一曲となりのトトロ「さんぽ」も三味線で。

初めて聴いた長唄の響き渡る美声に引き込まれてしまったひととき。
三味線の旋律や後半登場した鈴の音も含めて、お寺との親和性が高いと感じました。

本久寺を出て間もなく、いつもと違う道を歩いてみたらお稲荷さんが。
横町稲荷神社とよばれ、小さいながらも稲荷像や拝殿があるれっきとした神社です。
現在は町内で管理されていますが、もともと本久寺の保護下にあったそうです。
このような小さな神社が綺麗に整えられているのをみると、地域に根付いた存在であることを実感できますね。

バージョンアップしたオアシス妙典マルシェ

行徳バイパスを越えてオアシス妙典へ。
月1回のお楽しみオアシス妙典マルシェにも顔を出してみました。
オープン以降オアシス妙典プチマルシェとして親しまれてきたこのイベント。
今年3月からは「プチ」が外れてバージョンアップ、ますます楽しくなりました。

軒下のスペースにもお店がぎっしり。
ついおしゃべりしたくなる居心地よい空間です。

屋内はハンドメイド作品や各種体験などバラエティに富んだお店が集結。
吹き抜けのある開放的な空間でリフレッシュできそうです。

六代目後藤直光作の桃太郎と高砂の彫刻。
長年後藤神輿店の外壁に飾られていましたが東日本大震災で落下。
その後上妙典八幡神社の神輿庫からここオアシス妙典へと引き継がれました。

初出店のキッチンカーmochikkoでボイセンベリーのアイス。
ほどよい酸味と果実感のあるクリーミーなお味でした。

オアシス妙典の建物挟んだ反対側にも出店が。
行徳のイベントおなじみ潤の珈琲はこちらでお店を構えていました。

週末がちょっと豊かになりそうな妙典イベントめぐり

もはや妙典での定番イベントの場ともいえる2箇所。
派手な催しでなくとも、身近な場所で定期的に楽しいことがあると日常が豊かになる気がしますね。
キッチンカーもマルシェの出店も、毎回顔ぶれが違って一期一会。
お散歩や川遊びついでに足を延ばしてスペシャルな週末をぜひ。

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