東京都とはいえど妙典から意外と近い篠崎の江戸川水門。
江戸川放水路沿いの上流に向かって歩くか自転車走らせれば適度な運動もなりますし。
バス利用の場合は行徳橋北詰バス停で下車。
江戸川放水路沿いを歩くこと10分ほどで江戸川水門に到着です。
さっそく桜並木が見えてきましたね。
いかつい装置を取り囲むように咲き誇る桜の木。
見事に満開です。
水門脇広場の桜並木も満開。
時折桜吹雪が舞う桜のトンネル。
空を覆い尽くす勢いで咲き乱れています。
枝が大きく広がった大ぶりの木が多いのも、桜並木の美しさに拍車をかけています。
日露戦争の戦勝記念に植樹されたのがきっかけという江戸川水門の桜。
桜の木は代替わりしているようですが、古くから江戸川区内の桜名所として親しまれてきました。
(江戸川区公式サイトより)
花の咲く姿が偶然にもハートの形をしてるのを見つけました。
いやもう可愛すぎったらありゃしない。
桜吹雪舞う広場内。
芝生の上には桜の花びらがひらり。
今週末にはもっと散りだしているかもしれませんね。
隣接する道路沿いの桜並木も満開。
手前の木から舞う桜吹雪に心奪われることしばし。
ところでこの水門、正式名称は江戸川水閘門といいます。
閘門とは桜並木のあるほうの門、水位の異なる河川などの間で船を上下させる装置を指します。
現在でもプレジャーボートや屋形船など、さまざまな船が江戸川と旧江戸川の間を行き来する際、閘門が開閉する様子を見ることができます。
そんなことを考えていたら、旧江戸川からこちらに近づいてくる水上バイクが…。
この後どうするのかと観察していると、閘門の鉄扉が開いた!
続々と入ってきた5隻の水上バイク。
もうひとつの閘門の扉が開くまで、お花見しながら待機。
水辺から見上げる桜はどんな姿なのでしょうか。
私も見てみたいものです。
もうひとつの閘門の鉄扉が開きました。
急加速で一瞬のうちに通過する水上バイクの群れ。
あっという間に江戸川のはるか先へと行ってしまいました。
江戸川沿いを上流に向かって少しだけ歩くと、水門と閘門をいちどに見渡すことができます。
妙典側から眺めるのは難しい景色なので、ぜひ足をのばしてみてください。
近くには篠崎ポニーランド。
営業時間外のため残念ながらポニーの姿は確認できず。
江戸川区民でなくても小学生以下なら乗馬可能です。
引き返して再び行徳橋のふもとへ。
途中県境未定地を通過することになります。
千葉県でも東京都でもないミステリアスな地。
河川敷は現状市川市管理の野球場として使用されています。
当ブログでも県境未定地について「県境未定地に行ってみよう 市川市vs江戸川区」という記事でレポしていますので、そちらもぜひご覧あれ。
江戸川水閘門の地図
▼江戸川水門の桜レポートはこちら:2018年(3/29) 2013年(3/28) 2012年(4/9) 2009年(4/8)