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湊水神宮水神祭|行徳の夏の始まりは真夏のような暑さにて

湊水神宮水神祭|行徳の夏の始まりは真夏のような暑さにて

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行徳に夏の訪れを告げる湊水神宮水神祭は、市川市内で最も早く行われる夏祭り。
コロナ禍明け2年目の今回は6月29日に催されました。

江戸川堤防沿いがにぎわう午後のひととき

梅雨の晴れ間にしては西陽が強い6月29日土曜の16時過ぎ。
昨年と同じく13時からの開催となり、客足が分散されつつあるとはいえ水神宮参拝は長蛇の列。

15分ほど並んだ後参拝。
水難避けとして知られる水神宮。
今年も水害など起こらず無事に生活できますように。

参拝後のお楽しみ、おこもついただきました。
戦争の火種になりかねない内容ですが、ありがたくいただきます。
湊水神宮Tシャツとともに記念撮影。

今回から湊水神宮巾着袋も追加。
年を追うごとにラインナップが充実しています。

昔祠の隣にあったことにちなんで、コロナ禍前の2018年春同じ場所に植樹された桜の木。
6年でだいぶ大きくなりました。
提灯と青葉のコントラストが美しい。

湊囃子連の奏でる音色が祭りの場を盛り立てています。
壇上に上がっての演奏体験も行われていました。

堤防沿いに並ぶ露店めぐり

昨年と同じく露店エリアへの立ち入りは水門前からの一方通行。
17時前の時点ではスムーズに入ることができました。
今年も100店近い露店が堤防沿いに並んでいます。

さてここで当ブログ恒例の露店トレンドチェックはじめましょう。
コロナ禍以前から引き続き、露店のラインナップはインターナショナル。
ケバブや韓国スイーツ露店はもはや定番化。
今回感じたのは、昔ながらの日本の露店にも外国人従業員が増えたことでした。

カットパインもトレンドの台湾パイナップルにチェンジ。
2021年の中国輸入禁止措置の代替として日本への輸出が始まった台湾パイナップル。
甘みが強く芯まで食べられることから日本でも人気を博するようになりました。
既にかなり浸透した感はありますが、本当に美味しいので食べたことがない方はぜひいちどお試しを。

行徳では昨年の水神祭で初登場だった10円パン屋台。
今年は3店と着実に増えていました。

SNS映え狙いを意識したカラーリングの中国産アニマルマシュマロ串。
このわかりやすいチープさが、日本の縁日にも案外違和感なさそうな雰囲気です。

ここ数年お面の露店で狐や猫のベネチアンマスクをみかけることが増えました。
和洋折衷で大人も使えるデザインが世代を問わず人気なのでしょうね。

キャラクターものならちいかわがないわけありませんよね。

綿菓子の袋も当然ちいかわ。

くじ引きの景品はアーニャにおぱんちゅうさぎ。

アトラクション系は射的屋台が複数あってどれも人気。
その反面、コロナ禍前には必ずあったカタヌキ屋台の出店がありませんでした。
昔ながらの縁日遊びも、時代とともに少しずつ変化がみられるようです。

日が暮れるにつれ大混雑の予感

ひと通り露店めぐりした後の17時半時点。
再び水門前に足を運ぶと、さっきよりだいぶ人が増えてきました。

それから間もなくして、ついに露店入口での行列が始まってしまいました。
分刻みで混雑度が増す露店入り行列。
17時50分時点ではもうこんなに長くなっていました。
とはいえとりあえずまだ押切。
昨年は19時台に並んだら300m先の関ヶ島まで到達したので、おそらく今年もそこまで行くと予想。
暑い中長時間並ぶのは苦行のひと言に尽きますが、そよ風のおかげで少し暑さ和らいだのが救いです。

川沿いを後にして行徳街道へ。
湊の町会神輿と獅子頭が陳列されていました。
コロナ禍で唯一神輿渡御が行われた2022年四ヶ村祭りの際、町内を女神輿として巡った湊の町会神輿。
次回の四ヶ村祭りは来年2025年、楽しみです。

アフターコロナの先にむけて

露店再開後2度目の開催とあって、もはやコロナ禍の静寂が異世界に感じてしまうほど賑やかな水神祭。
露店エリア立ち入りの一方通行は今回も継続され、今後定着化する可能性もみられます。
来年以降も引き続き大入りなのは想像できますが、そろそろ押切・湊橋の計画状況が気になるところ。
水神宮の移転問題と直結するだけに、今後の動向に注目です。

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