4月の桜は久しぶり｜行徳駅前公園･中江川(2024年) │ 浦安・行徳・妙典【東京湾岸千葉情報】

暖冬で記録的な開花ベースだった河津桜とは対照的に、3月の寒の戻りにより大幅に遅れた今年の桜前線。
咲き始めたのはなんと4月に入ってから、満開も例年より1週間ほど遅いペースとなりました。
都心に遅れること数日、この週末ついに行徳でも桜満開です！

■イベントと桜の相乗効果が楽しい行徳駅前公園

前日から花冷えが続いた4月6日土曜日。
行徳駅前公園の桜がようやく見頃となりました。
広場内は満開のソメイヨシノが1本、お花見には最適なタイミングですね。

この日はいつものお花見シーズンとは趣異なる行徳駅前公園。
前日に引き続きKANAERUフェスティバルなるイベントが開催されていました。

実は前日までイベント開催情報を知らず、ごく小規模なものだとばかり想像していたのですが、屋台やキッチンカーが並ぶ充実の内容だったので嬉しい誤算。
キッチンカーが15台近くも出店し、おそらく偶然とはいえお花見グルメ調達にはうってつけです。

ステージプログラムや大道芸人パフォーマンスも随時。
満開の桜を目の当たりにしたわくわく感がより高まりますね。

道路沿いの桜もだいぶ咲き進んでいましたが、なぜか園内広場のもう1本の桜が咲いておらず。
時間差で来週もお花見できそうな予感がしました。

行徳駅前公園の地図

■お花見にぎわう満開の中江川

続いては行徳きっての桜の名所中江川。
新浜通りに面した川沿いのソメイヨシノはほぼ満開でした。

あいにくの曇り空で写真映えしないのが残念。
それでも無数の花々がもたらすボリュームに圧倒されてしまうことには変わりません。

オオシマザクラは一足先に満開を迎え、そろそろ葉桜になろうかとしているようです。

時折地面に桜の花弁ごと落ちているのを見かけることはありませんか？
これはクチバシが短く花をちぎって蜜を吸うスズメのせい。
お花見する人間の心理として非常にもったいない気がしますが、タンポポの隣に落ちた桜を見たら思わず和んでしまいました。

椿と桜の花が同時に見られるのは1年のうちで今の時期だけ。
冬から春へ、季節の移り変わりを象徴するかのような光景です。

緑道入口から振り返って見た川沿いの景色。
桜並木にパンジーなど色とりどりの小花が加わり、カラフルで可愛らしい人気撮影スポットです。

中江川緑道の桜はさらに咲き進んでいるように思えます。
オオシマザクラに続きソメイヨシノも満開です。
土曜日とあってお花見客もたくさん。
先週の桜まつりと満開のタイミング合えばもっと良かったのですけどね。

中心部が赤みを帯びると散り始めのサインだそうですが、この感じだとまだ大丈夫かな。
つぼみもまだ少し残っています。

11種類200本近くもの桜が植樹されている中江川。
いったい何種類の桜を見分けることができるか、チャレンジしてみるのも一興。
似ているようでも少しずつ個性の違いがみられます。

緑道の突き当たり側はつぼみ優勢の木もありました。
この辺りなら来週もまだ桜の花が見られそうです。

お隣の行徳南部公園も隠れた桜の名所。
広々としたスペースで、ソメイヨシノやオオシマザクラをまったり眺めることのできる穴場です。

中江川の地図

■まとめ：絶好のお花見日和は来週前半まで？

予想に反しての桜前線停滞により、今年はいつ咲くのかとやきもきしていた方も多かったのではないかと思います。
少し肌寒いぐずついたお天気ではありましたが、桜の見頃が週末と重なったのは幸いでした。
週明け再び天候崩れて、週半ばからは春本番の暖かさになるとのことで、あっという間に桜の季節が終わってしまいそうです。
咲き始めが遅かったぶん、桜のピークが余計に短く感じるのは私だけでしょうか。
来週は桜吹雪舞う中江川かな。