週末を前に都心の桜は満開だそうですね。
私も数日前に都内某所の観光名所に立ち寄ったところ、満開間近の花盛りでした。
かたや東京湾岸に位置する行徳地区、いや千葉県内の桜前線は都心部から数日ほど後追い傾向。
今年も例外ではなく、週末を迎えても桜が見頃を迎えたという話はいっこうに入ってきていません。
では実際のところはどのぐらい咲いているのでしょうか。
中江川と駅前公園をまわってきたのでレポいたします。
■さいわい桜まつり開催中の中江川の桜前線は?
最初に訪れたのは両岸から川を包み込むように桜咲く中江川。
水辺ということもあって例年少しゆっくりめの開花傾向なのですが、さて今年は。
あ、やはりまだ本番前でしたね。
4-5分咲きといったところでしょうか。
新浜通りに面した木は比較的咲いているほうですが、ほんの少し歩みを進めただけで、まだつぼみ固しの木もみられます。
桜よりもむしろ、川岸に植えられた花々のほうが見頃を迎えています。
横断歩道を渡った先の緑道はどうでしょうか。
この写真だとけっこう咲いているのではと思われるでしょうが、最も咲いている木を選んで撮影したものなのであしからず。
やはりここも木によるばらつきが多く、開花が進んでいないものも多々みられます。
ただ水辺よりは暖かいのか川沿いよりは咲き進んでいるように思えます。
ここの桜並木はソメイヨシノ一辺倒でないのが特徴。
オオシマザクラやヤマザクラ含め、花のつき方や葉の色などさまざまな桜の個性を楽しめるのがお花見の愉しみでもあります。
今日はさいわい桜まつりの開催日。
終盤とはいえまだ開催時間のはずですが、屋台がいくつか残されていたのみで、出店していた行徳警察署や行徳総合病院は既に撤退したもよう。
それでも祭りを楽しむ住民の方も多く、皆さんお花見を楽しんでいるようにみえました。
中江川の地図
■桜でなくイベントレポを簡単にご報告。お寺で講談聴いてきました。
ところで桜レポとは直接関係ないのですが、今日は本行徳の浄閑寺にて講談を聴くイベントに参加いたしました。
お題は『南総里見八犬伝』より「下総行徳の段」。
里見家に仕える8名の若者が八犬士として活躍する前、うち4名が行徳で数奇な出会いをする重要な場面について、講談独特の抑揚に富んだ臨場感のある語りに引き込まれた1時間でした。
南総里見八犬伝は読んだことがなかったので、現代語訳版を読破してみたいと思った次第。
浄閑寺にも1本だけですが桜の木がありました。
Instagramに写真載せてますのでよろしければご覧くださいませ。
■行徳駅前公園の桜前線は?
行徳民の憩いの場、行徳駅前公園の桜はどうでしょうか。
花見客で賑わってますが…満開ではないですね。
園内の桜は6-7分咲きといったところ。
つぼみも残っているとはいえ、このぐらい咲いていればお花見しても物足りなさを感じることはなさそうです。
中江川とは異なり、駅前公園の桜はソメイヨシノで占められています。
かたや歩道側はというと、ようやく開花宣言が出たばかりの頃のような状況。
こちらの見頃は来週半ば以降でしょうか。
ひょっとしたら来週末まで持つかもしれませんね。
行徳駅前公園の地図
▼行徳のソメイヨシノレポートはこちら:
2024年行徳野鳥観察舎・猫実川(4/7) 2024年行徳駅前公園・中江川(4/6) 2023年中江川(3/26) 2023年行徳駅前公園(3/24) 2022年中江川(3/30) 2022年行徳駅前公園・中江川・行徳野鳥観察舎・猫実川(3/27) 2021年行徳野鳥観察舎・猫実川(3/27) 2021年中江川・行徳駅前公園(3/26) 2020年中江川(4/3) 2020年行徳駅前公園・行徳野鳥観察舎(3/25) 2019年行徳鳥獣保護区・猫実川(4/6・3/31) 2019年中江川・行徳駅前公園(3/30) 2018年中江川でお花見(3/30) 2018年行徳野鳥観察舎・猫実川(3/28) 2018年中江川(3/28)2018年中江川・行徳駅前公園(3/25) 2017年中江川・行徳野鳥観察舎(4/6) 2016年行徳野鳥観察舎・猫実川(4/4) 2016年中江川(3/31) 2015年中江川・行徳野鳥観察舎・猫実川(4/4) 2015年駅前公園・中江川(3/31) 2014年駅前公園(4/2) 2014年中江川(4/1) 2013年猫実川・駅前公園・中江川(3/22) 2012年行徳野鳥観察舎・猫実川(4/8) 2012年駅前公園・中江川(4/6) 2011年行徳野鳥観察舎・猫実川(4/10) 2011年中江川・駅前公園(4/7・8) 2010年中江川・行徳野鳥観察舎(4/6) 2009年中江川(4/6) 2009年咲き始めの駅前公園(3/25) 2007年(3/26) 2006年(3/27・28)