あいねすと開館後に始まった秋祭りほごくLOVEふぇすも今年で5回目。
毎年変わるテーマに沿って展示や催し物が行われる、手作り感あふれるお祭りです。
2026年のテーマはタヌキ。
保護区周辺の野生動物としてお馴染みのタヌキが主役です。

■今年のテーマ「タヌキ」に思いをはせて
清々しい秋晴れとなった10月17日土曜日。
あいねすと周辺の緑地がほごくLOVE会場です。

お祭り舞台は手付かずの自然。
折り紙飾っての演出がほのぼのして和みます。
あ、タヌキもいますね。

こぢんまりとした規模ですが、グッズ販売やキッチンカーも出店していてお祭り気分上がります。
キッチンカーでは房総半島ジビエ料理のお店もありました。
ラインナップには房総半島で社会問題化しているキョンも。

ステンドグラスの動物マスコットが透け感あってとても素敵です。
ここにもタヌキがいましたよ。

タヌキを題材にしたゲームコーナー。
タヌキについたダニ取りゲームとタヌキの溜め糞ゲーム。
斬新なアイデアとダンボールでこしらえた素朴さが最高すぎます。

展示コーナーは行徳自然ほごくらぶやあいねすとの紹介とタヌキの2本立て。
タヌキの展示はこの裏側でしたが撮影禁止。
野生のタヌキを取り巻く現況や、むやみに近づかず餌を与えないでという注意喚起などの内容でした。

触れる毛皮はタヌキでなくアライグマとアナグマでした。
どちらもタヌキによく間違えられる動物。
もちろん触るのは初めて。
アライグマは縞々の尻尾も胴体もふわふわ、かたやアナグマは全体的にゴワゴワした毛並み。
タヌキの毛皮は展示されていませんでしたが、タヌキは内側の綿毛がとても柔らかいそうですよ。
ちなみにアライグマの毛皮は2007年以前はタヌキの毛皮とひとくくりにして扱われていたそうです。

その隣にはタヌキの頭蓋骨。
実際の姿とは想像もつかないほど小さいのに驚かされました。

屋外のところどころに掲示されていた注意書き。
展示コーナーでも注意喚起されていましたが、保護区内はタヌキが自力で餌を調達できる環境のため、可愛いといってくれぐれも餌やりしないようにと念押しされています。
とはいえ周辺の住宅街にまで出没しているのが現状。
ついかまってあげたくなりがちですが、ぐっとこらえて撮影するぐらいにとどめておきましょう。

タヌキは本来夜行性ですが、このところ日中の保護区周辺にも出没するようになったそうです。
この日も会場付近に出没してたらしく、たぬ運さんがXで遭遇情報を投稿されています。
自分は出会えなかったので羨ましい。
そういえば昔の行徳野鳥観察舎時代、保護され持ち込まれたタヌキが飼育されていました(現在タヌキの保護は行っていません)。
観察舎の裏にタヌキ小屋が設けられ、外飼いされていたのが思い出されます。
イベント当日スタッフの方にそのことを尋ねたら懐かしがっておられました。
また行徳自然ほごくらぶブログのタヌキが亡くなったときの記事によると、小学生の団体利用時にはお触りコーナーもあったそうで、タヌキに近づかないよう注意喚起される現在とは隔世の感ですね。
■渡り鳥シーズン直前のあいねすと
青空広がるあいねすとは野鳥観察日和。
とはいえ渡り鳥シーズン前につきカワウばかりなのですが、一羽だけサギが留まっているのを見つけました。

館内ではワークショップや期間限定展示開催中。
こちらは絶滅危惧種に関する展示。
保護区で見かける野鳥も該当するものが多くて驚きました。
とくにオナガが準絶滅危惧種として紹介されていたのにはびっくり。
今年改訂の環境省第5次レッドリストに追加されたそうですが、我が家付近でよく見かける鳥なだけに想像つかないのが正直な感想です。
市街地に生息する身近な鳥も、とりまく環境は厳しくなっているのでしょうね。

あいねすと脇の緑地では風になびくススキの姿。
この日も汗ばむほどでしたが、高温続く今年の10月であっても季節は着実に移り変わっています。

■すぐ近くの自然を感じるほのぼのとした休日イベント
当ブログでは2年ぶりのレポとなるほごくLOVEふぇす。
今回は保護区観察会も行われず、小規模ながらもほのぼのとした雰囲気の内容でした。
地域の身近なイベントとして、あいねすととともに親しまれているのだなと感じました。
タヌキと出会ったら静かに見守ること、これからも胸に刻み込んでおきたいと思います。
行徳野鳥観察舎あいねすと
千葉県市川市福栄4-22-11
TEL:047-702-8045
9:00-17:00
月曜休(月曜日が祝日の場合は翌平日休)
野鳥病院・自然観察会についてはこちら→NPO行徳自然ほごくらぶ(旧:認定NPO法人行徳野鳥観察舎友の会)
行徳野鳥観察舎の地図
▼ほごくLOVEふぇすレポートはこちら : 2026年 2025年は未取材 2024年 2023年 2022年
▼桜の花の観察会レポートはこちら : 2025年 2015年 2012年
▼旧行徳野鳥観察舎時代のやちょかん祭り(しんはま収穫祭)レポートはこちら : 2019年やちょかん祭り(行徳野鳥観察舎跡地) 2018年やちょかん祭り(観察舎解体前最後の開催) 2017年は雨天中止 2016年やちょかん祭り 2015年やちょかん祭り 2014年やちょかん祭り 2011年しんはま収穫祭 2010年しんはま収穫祭
▼観察会レポートはこちら : 2013年4月 2006年6月
▼旧行徳野鳥観察舎休館前最後の日レポートはこちら
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