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ほごくLOVEふぇす|行徳野鳥観察舎やちょかん祭りが3年ぶりに復活!あいねすと開館後初の秋祭り

ほごくLOVEふぇす|行徳野鳥観察舎やちょかん祭りが3年ぶりに復活!あいねすと開館後初の秋祭り

新型コロナウイルスの影響で2019年10月を最後に開催できずにいたやちょかん祭りが3年ぶりに復活です!
祭りの名前も「ほごくLOVEふぇす」へとリニューアル、規模を縮小しての開催となりました。
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ほごくLOVEふぇす会場の様子

初冬のような寒さからようやく解放された10月29日。
秋の日差しが暖かなイベント日和の土曜日です。
ほごくLOVEふぇすとして初となる今回は、物販やミニゲームなどの限定開催。
残念ながら恒例の脱穀体験はありません。

野菜やホンビノス貝に海苔といった地産地消の食材が並ぶ物販コーナー。
ホンビノス貝狙ってたのですが、あいねすとでのんびりしてたら買いそびれてしまいました。
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MOJIもじラリーやぬりえなどのアトラクションも開催。
すごろくのモチーフは今回メインのウラギクでした。
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緑道沿いのところどころに飾られた手作りディスプレイ。
自然の中でさりげなくお祭り気分を盛り立てて。
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保護区入口に掲示された説明書きの数々。
特徴や歴史などわかりやすく紹介されています。
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その中で個人的に最も驚いたのが、
保護区を造成したら予想外に草原化が進んでしまい、水鳥が生息できる湿地環境とすべく再整備されたこと。
その水源は生活排水を再利用したいわゆる「どぶの水」だったこと。
現在の鳥たちが運んできた実により樹林化した保護区になるまで、長い年月をかけて変貌し続けたことを実感しました。
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保護区の秋を感じるウラギク観察会

ほごくLOVEふぇすでは毎年保護区の生物からひとつテーマにとりあげて観察会を行う予定とのことで、第1回の今年は秋の花「ウラギク」。
40分ほどのミニバージョン観察会になります。
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保護区に入ってすぐの水辺はトビハゼが生息する泥干潟。
満潮だったのか干潟とは思えない光景でした。
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もはやジャングルのように生い茂る保護区内の樹木たち。
桜の木だけでも300本はあるそうですよ。
鳥たちが落としたフンに紛れた種が芽生えて木となり、それらの木も実をつけ鳥たちに食べられての連鎖によって緑が育っていったことに、自然のパワーを感じます。
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今年はアケビが豊作だそうです。
もう実がはじけてしまい、鳥たちにたくさん食べられてしまいました。
アケビの木も鳥たちによって運ばれた種から大きくなりました。
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薄紫色の小花が可愛いウラギク。
ハマシオンの別名を持つキク科の植物です。
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分布域は北海道から九州にかけての広範囲ですが、生息できる環境の減少により環境省レッドリスト準絶滅危惧種に選定されています。
塩気のある海岸や塩性湿地に生息することから、葉には塩気がありヨーロッパでは食用されるのだそうです。
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路面側面問わず観察ルートの至る所で見かけるカニ穴。
ちょうどカニが現れたところに遭遇しました。
保護区内には20種類ほどのカニが生息しているそうです。
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干潟や芦原に生息するクロベンケイガニ。食べても美味しくないそうですよ。
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水源のない保護区では生活排水や雨水などをポンプで流していますが、保護区の生物たちにとっては栄養分があり好都合。
酸素と水が供給されることで植物や微生物により浄化されるのです。
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低いコンクリート塀みたいな建造物はかつての防波堤。
その向こう側にあるのは宮内庁新浜鴨場、防波堤の手前にある保護区は海でした。
海水と淡水(生活排水)がともにある環境は、さまざまな種類の水生生物が生息していることにもつながっています。
また現在のあいねすと付近に養魚場(養鰻場とも)が存在していた影響でしょうか、現在も保護区内にはウナギが生息しています。
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あいねすとでのんびりと野鳥観察

おひさしぶりのあいねすと
入口横にはテラス席が設けられ、皆さん木製の椅子に座ってまったり。
ハロウィンにちなんだ手作り体験も行われていました。
アンケートBOX見て、開館してもう2年も経ったことに気づきびっくり。
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1Fカフェでピスタチオ味のジェラート買って、1F席で保護区眺めながらいただきます。
口当たりよいジェラートは本八幡のかいジェラート製。
10月末までの限定販売です。
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可愛らしいディスプレイに囲まれた館内。
子供向けのものを中心に図書の数がかなり増えたように思えます。
令和を生きる子供たちにも野鳥や自然を身近に感じてもらいたいですね。
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鳥インフルエンザの影響で給餌を中止して以降、あいねすと前の池に野鳥が近寄らなくなってしまいました。
それでも保護区内にはさまざまな野鳥が集まってきています。
あいねすとから見える範囲ではいつものカワウやコサギにアオサギ確認、丸浜川にはオナガもいました。
渡り鳥のカモ類がこのところ急増したそうですよ。
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あいねすととともに発展してほしい「ほごくLOVEふぇす」

コロナ禍にあいねすと開館とこの3年間で様変わりしてしまったものの、行徳鳥獣保護区は生き物にとって変わらず過ごしやすい環境だったはず。
身近な自然に触れる機会が復活して喜ばしい限り。
来年以降は拡大して開催されるか現時点ではわかりませんが、ほごくLOVEふぇすのこれからに期待したいところです!
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行徳野鳥観察舎あいねすと
千葉県市川市福栄4-22-11
TEL:047-702-8045
9:00-17:00
月曜休(月曜日が祝日の場合は翌平日休)

野鳥病院・自然観察会についてはこちら→NPO行徳自然ほごくらぶ(旧:認定NPO法人行徳野鳥観察舎友の会)

sakura01-004.gif行徳野鳥観察舎の地図

ほごくLOVEふぇすレポートはこちら : 2022年

やちょかん祭り(しんはま収穫祭)レポートはこちら : 2019年やちょかん祭り(行徳野鳥観察舎跡地) 2018年やちょかん祭り(観察舎解体前最後の開催) 2017年は雨天中止 2016年やちょかん祭り 2015年やちょかん祭り 2014年やちょかん祭り 2011年しんはま収穫祭 2010年しんはま収穫祭

観察会レポートはこちら : 2013年4月 2006年6月

桜の花の観察会レポートはこちら : 2015年 2012年

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