行徳は桜が見頃！中江川・行徳駅前公園(2021年) │ 浦安・行徳・妙典【東京湾岸千葉情報】

昨年に引き続き異例な速さの桜前線を迎えた今年も、海に近い行徳エリアは都心よりも1週間近く遅れての見頃となりました。
週末を前に見頃を迎えた3月26日金曜日の中江川と行徳駅前公園の様子をレポいたします。

■多様な桜の競演がみられる中江川

まずは行徳とっておきの桜名所中江川。
水辺の桜は町なかよりも咲き始めが遅い傾向にありますが、ここ数日の好天でかなり咲き進んだようです。
この4日前に中江川沿いを通ったときはせいぜい5分咲き程度でしたので、満開近くまで開花した光景に驚かされました。

朝日を浴びて美しい姿の桜並木。
しかし写真を撮るにあたっては逆光きびしいものがあり。
太陽光のまぶしさに苦戦しながらの撮影となりました。

海寄りに1本入ったところの桜はつぼみもちらほらと。
ここの桜満開は来週前半かな。

桜の他にもさまざまな花が集まり、春らしくとても華やかな光景。

横断歩道を渡って緑道へ。
こちらも桜の花がアーチとなって、今の時期だけの美しい姿をみせています。
お花見日和とあって、平日朝からけっこうな人出。
春休み中とあって家族連れの姿も多数見かけました。

オオシマザクラやヤマザクラなど11種類もの桜が植樹されている中江川。
そのため場所によって桜のアーチの姿や開花時期に変化がみられるのも見どころのひとつ。

同じ枝に咲く花であっても、中心部の色が赤みを帯びているものがみられます。
これはそろそろ散り始めるというサイン(参照)。
満開から次のステージへあっという間に移り変わっていきそうですね。

緊急事態宣言が明けて再開したばかりの幸公民館。
昨年桜が散るころに始まった緊急事態宣言が再び発令されるとは、あの頃は全く予想していませんでした。
コロナ禍二度目の春。
どんな世の中になっても桜の美しさは変わらず、人々の心を癒してくれるはず。

中江川の地図

続いては同じく3月26日金曜日の行徳駅前公園。
こちらも見頃を迎えていました。
最も早く咲き進む広場の2本はさっそく満開。
3日前の23日に訪れたとき既に7～8分咲きでしたので、この週末に見頃のピークを迎えた印象です。

同じく広場の通用口に近い木は、つぼみが少々残っているものの7～8分咲きとなかなか良い感じ。
3日前にくらべるとかなり咲き進んだように感じました。

ミニバラ園のかたわらに咲く桜も6～7分咲きの見頃。
葉桜から新緑に切り替わると、春咲きのバラのシーズン到来です。

歩道沿いの桜は例年同様園内よりも1週間ほど遅めの立ち上がり。
それでも4～5分咲きにはなっているでしょうか。
同じ通り沿いでもプール脇の桜は2～3分咲きと差がみられます。
過去に歩道沿いの枝が伐採されてしまった名残で、樹勢のバランスが整っていないのが惜しまれます。

足元に目をやるともうツツジの花が咲き始めていました。
いよいよ春本番、そしてあっという間に新緑の季節になっていくのですね。

行徳駅前公園の地図

同じく暖冬だった昨年と比べても早いペースで満開を迎えた行徳の桜。
ここ数日で突然開花が進んだような印象です。
おかげで週末のお花見日和という幸運にもありつけました。
開花のサイクルが遅めの中江川や駅前公園歩道沿いも今年は早い！
4月に入ったらどこも葉桜になっていそうです。