あけましておめでとうございます。
昨年末に悲願のブログリニューアルを行ったところ大規模なリンク遷移不具合が生じていますが、少しずつ修正中ですので気長にお待ちいただけると助かります。
2023年も引き続きブログ投稿に励みたい所存です。
本年もよろしくお願いします。
さて2023年最初の投稿は恒例の初詣レポ。
昨年末にまさかのコロナ陽性による病み上がりの身体を案じ、元旦深夜の初詣と初日の出は見送り、2日の日中に妙典初詣めぐりを行うことにしました。
本久寺を除いては当ブログ初のレポになります。
■まずは本久寺でお腹を満たしつつ初詣
初詣巡りの最初に訪れたのは、キッチンカーグルメでおなじみ本久寺。
三が日の間日替わりで出店しているキッチンカー。
本日1月2日の出店は、和(なごみ)・モクメウマ・ジンバマンの3店。
1日限りのキッチンカー東西雑煮食べ比べ企画。
ジンバマンの関東風雑煮と和(なごみ)の関西風雑煮。
自分的にはなじみの薄い関西風雑煮をいただきました。
関西風は焼いた丸餅と白味噌仕立て。
根菜に刻み海苔と鰹節がたっぷり入った、海山の幸を味わう雑煮でした。
モクメウマの米粉クレープを初実食。
期間限定のりんごキャラメルはりんごコンポートがシャキシャキ。
米ポンのサクサク食感もユニークです。
ミックくんは松の木をバックに今日も凛々しく。
■落ち着きを取り戻した徳願寺でゆったり参拝
続いて向かったのは徳願寺。
大晦日の除夜の鐘や元旦には混雑していたそうですが、2日の午後ともなると人出は落ち着きゆったりとしていました。
山門に安置される像をガラス越しに眺めて。
どこかで見たことあるような人間らしいお顔の大黒天。
五穀豊穣に商売繁盛のご利益かないますように。
経蔵の中には一切経を納める回転式八角輪堂が安置されています。
願わくば扉越しでなくもっと近づきたいところですが、内部公開の機会はめったにないのでしょうね。
参道に組まれた鉄骨は除夜の鐘の灯り取りの名残でしょうか。
妙典の寺町通り界隈に鐘の音が鳴り響いていたのでしょうね。
いつか訪れたいものです。
可愛いうさぎをかたどった干支の絵馬。
奥手の観心堂と本殿は檀徒以外立入禁止でした。
■新春アートな趣の本塩豊受神社
徳願寺からは目と鼻の先の本塩豊受神社へ。
鳥居の脇に描かれた卯のイラストがとても可愛い。
参道にずらりと並ぶ地口行灯。
ひとつひとつ題材の異なる素朴な絵が並びます。
拝殿に掲げられた山水画。
その奥には本塩囃子会の獅子も飾られています。
参道と拝殿を写した1枚。
こうしてみると大衆芸術的なものを感じますね。
身近な芸術、壮観です。
■妙典春日神社の本殿にまつわるお話を聞く
バイパス渡って妙典春日神社へ。
2日午後でありながらそこそこの人出。
おみくじが人気のようでした。
参拝のときに自治会の方から声をかけられ、他の参拝者の方々とともに本殿へ移動。
江戸時代の名工後藤弥太郎が手掛けた彫刻の意匠について、時折行徳弁を交えつつ講談師のような絶妙な語りを聞くことができました。
長寿の神様として知られる寿老人と、春日神社の神の使いである鹿(写真左)。
日光東照宮陽明門にもある司馬温公の瓶割り(しばおんこうのかめわり)は生命の大切さを伝える図(写真中)。
病に苦しむ龍を救助、すなわち疾病避けにつながる図。出張り部分には厄除けを意味する高砂も(写真右)。
その他にも本殿にまつわる興味深いエピソードを聞き、思いがけず有意義な時間を得ることができました。
新年早々いいことあった!
■初詣巡りの〆は妙典八幡神社
最後に訪れたのは妙典八幡神社。
参拝者もなく静寂に包まれていた境内。
自治会の方々にお祓いとお土産のみかんをいただき、たいへんありがたかったです。
神輿庫は解放されていましたが、神輿はカバーかけられた状態。
行徳最重量級の千貫神輿の雄姿は行徳神社めぐりのレポをご覧ください。
■地元に根付いた信仰と文化にふれる初詣巡り
今回初めて妙典界隈を巡ってみた初詣レポ。
元旦を外したため人出も落ち着いた中での初詣でしたが、冷え込み厳しくない日中にゆったりと参拝するのもまた良きものだと感じました。
正月太り解消がてら、こうやって地元の神社巡りしてみるのも粋な正月の過ごし方ではないでしょうか。
寺社仏閣に恵まれた土地柄の良さを実感できますよ。
▼行徳新春レポートはこちら:
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