あけましておめでとうございます。
いよいよ年号が変わる年となってしまいましたが、2019年も「浦安・行徳・妙典 東京湾岸千葉情報」はマイペースに更新する予定なので、ブログ・twitter・Instagramともどもよろしくお願いいたします。
さて新年最初の投稿は、寺のまち行徳で除夜の鐘と初詣を両方済ませてしまうレポ。
場所柄除夜の鐘突きや初詣ができる寺社がいくつか点在しているのですが、行徳駅からの徒歩圏内で手軽にいける2つを紹介したいと思います。
■除夜の鐘は108回以上?並んだ人の数だけ鐘が鳴り響く善照寺
新年明けて30分ほど過ぎた行徳界隈。
紅白大トリでの桑田ユーミン絡みの興奮冷めやらぬまま、最初に向かった先は湊にある浄土宗善照寺。
門の外にまで長い行列ができています。
大晦日の23時45分頃から催され、1時間近く経過していたこの時点ではざっと100人は並んでいたような。
午前1時までに並べばもれなくひとり1回ずつ鐘が鳴らせるとはいえ、自分の前に108回以上の鐘が突かれることになるわけです。
境内に入ってすぐのところにある五体の仏像。
五智如来像というもので、大日如来を中心に密教における5つの智恵を五体の如来に当てはめた金剛界五仏です。
手前左側から北の不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)・西の阿弥陀如来(あみだにょらい)・南の宝生如来(ほうしょうにょらい)・東の阿しゅく如来(あしゅくにょらい)が一列に並んでいます。
これらの像は、善照寺建立の際寄進者となった青山四郎兵衛正貞の子息青山四郎兵衛吉貞により万治元(1658)年建立されました。
並んでいる人は多いものの、ひとり一回ずつで交代するため回転は悪くありません。
線香のにおいがたちこめる境内に入り並び続けることしばし。
待機列の途中で御神酒の振る舞いも。
樽の香が清々しい御神酒をありがたくいただきます。
並び始めて15分ほど経過。並びも後半戦突入といったところでしょうか。
立派な松の木と椿やバラの花が冬の夜空を彩っています。
さらにその10分後、ようやく鐘の手前まで。
自分の番まであともう少し。
そこから間もなく自分の番到来。
新年こそ明けてしまいましたが、煩悩を振り払うひと突きを無事行うことができました。
除夜の鐘を突いたあといただいたみかん3個。
ありがとうございます。良い年迎えられそうです。
■胡録神社は夏祭りだけにあらず。初詣もおすすめ
お次の行き先は行徳民なら夏祭りでおなじみ湊新田胡録神社。
ここは例年日付変わる頃には初詣の長い行列ができているのですが、さすがに深夜1時過ぎともなると人出も落ち着きだしています。
並んだのは5分ほど。スムーズに初詣を済ませることができました。
湊新田の町会神輿がご開帳されていました。
三尺五寸、大正11(1922)年後藤直光製。生粋の行徳神輿です。
3年に一度、四ヶ町の祭りで渡御が行われます。
胡録神社でも御神酒ふるまい。
こちらでは甘酒もふるまわれていました。
熱い甘酒が寒い中冷え込んだ身体を温めてくれてほっとします。
新しい年号に変わる2019年。平和で良い年になりますように!
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