あけましておめでとうございます。
今年もぼちぼちと「浦安・行徳・妙典 東京湾岸千葉情報」の更新を行いたいと思います。
…といいつつ早速更新遅れてるのですが。
ともかく皆様、今年もどうかよろしくお願いします。
全国的には大荒れの元旦でしたが、関東地方はおだやかな天候。
初日の出にもあやかることができました。
今回の初日の出スポットは行徳野鳥観察舎。
1/3まで休館ですが、元日は朝9時まで特別に開館していました。
朝6:45頃の野鳥観察舎前。
100人近くもの見物客で朝早くから賑やかです。
空はだいぶ明るくなっているものの、太陽はまだ出てきていません。
日の出は6:50頃と聞いてますが…。
お日様の出番を待ちわびるギャラリーの目の前に現れたのは、なんと飛行機雲!
ブーメランのように伸びる姿を「Victryの雲ですね」と称していたのは、おそらく野鳥の会の方だったかと。
うまいこと言いますねー。
なんだか今年はいいことありそうな予感♪
携帯の時刻表示はほぼ7:00。
ようやく初日の出の瞬間を迎えようとしています。
行徳野鳥観察舎の非公式ブログによると、太陽の現れる場所に工場があるため三番瀬より10分ほど遅れるのだそうです。
看板の隙間から差し込む太陽の光。
飛行機雲の描くカーブとのコラボレーションも見事です。
せっかくなので園内観察会にも急遽参加することにしました。
朝の保護区に立ち入る機会はそうそうないですし。
日の出後しばらく経ってからも、飛行機雲は残っていました。
太陽と一体化しているように見えなくもないです。
澄み渡る冬の青空と水面。
暖冬傾向の関東とはいえ、霜柱のついた草や凍った池を見ると季節を感じます。
保護区内で見られた鳥は、カワウ・スズカモ・ツグミ・カンムリカイツブリなど。
ウグイスも声(ホーホケキョでなく地鳴きですが)だけは聞こえました。
保護区からは富士山やスカイツリーも綺麗に見えました。
ノスリやハイタカ幼鳥といった猛禽類も見ることができたので、とりあえず「一富士 二鷹」はクリアできたことになります。
このシチュエーションを予想して「三なすび」を持参していた野鳥の会のガイドさん。頭が下がります。
つい先ほどまで歩いていたかのような、真新しいタヌキの足跡を発見。
年越しの瞬間もうろうろしていたのでしょうか?
ちなみに保護区内はタヌキの餌となるものが豊富にあるとのこと。
観察会の〆は鳥合わせとよばれる確認会。
このとき新浜という呼び名についてのお話もありました。
現在では地名も「にいはま」となっていますが、元々は鴨場と同じく「しんはま」と呼ばれていましたそうです。
ところで新年早々ですが、いただいた印刷物のイラストにツッコんでもよろしいでしょうか?
「ギョッ ギョ ギョートク」と鳴くオオヨシキリなんてベタすぎる(笑)。
今年の元旦開館には飲食物の提供はなしと聞いていたのですが、観察舎内では特別に甘酒が振舞われていました。
身も心も温まりました。
今年も一年がんばります!
野生の鷹の写真を撮れなかったかわりに、野鳥病院の鷹たちを激写いたしました。
カメラ目線でどうもありがとう。
行徳野鳥観察舎 ※新観察舎「あいねすと」の情報
千葉県市川市福栄4-22-11
TEL:047-702-8045
9:00-17:00
月曜休(月曜日が祝日の場合は翌平日休)
連絡窓口:NPO行徳自然ほごくらぶ(旧:認定NPO法人行徳野鳥観察舎友の会)
行徳野鳥観察舎の地図
▼観察会レポートはこちら : 2013年4月 2006年6月
▼桜の花の観察会レポートはこちら : 2015年 2012年
▼行徳野鳥観察舎休館前最後の日レポートはこちら
▼新しい行徳野鳥観察舎「あいねすと」オープン初日レポートはこちら
▼行徳新春レポートはこちら:
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