昨年河津桜の記事を投稿したときには、翌年の河津桜は新型コロナウイルスなど気にせず見ることができると思っていたのですがねぇ…。
マスクが手放せないどころかソーシャルディスタンスなどの新しい語彙にも慣れてきて、感染拡大に伴い二度目の緊急事態宣言下にある2021年の早春です。
そのような状況で迎えた春の兆し。
暖冬傾向の首都圏に加え、先週末には初夏のような気温上昇だったこともあり、行徳野鳥観察舎あいねすと同様に江戸川河川敷の河津桜も開花が進みました。
■暖冬気味の2月は河津桜の開花も少し早め
令和の天皇誕生日である2月23日の午後。
先週末ほどではないものの、穏やかな日差しが注ぐ過ごしやすい一日でした。
河津桜の開花状況はというと、ズバリ!木によるばらつきが激しいです。
まずは最も開花が進んでいた、東西線行徳検車区に接している木の様子です。
花のボリュームが感じられる見事な咲きっぷり。
最も咲いてる木といっても満開というわけではなく、つぼみもぼちぼちついています。
7~8分咲きといったところでしょうか。
植樹されている場所や樹木の傷みなどの違いにより、隣り合う木であっても開花状況には大きな差がみられます。
写真で比較すると一目瞭然。
しかしながら開花時期がずれることにより長い間お花見できるといったメリットも。
真ん中辺りにあるこの木は5分咲きぐらいでしょうか。
大きく枝を広げているだけに、満開になったらとても華やかでしょうね。
鉄道橋付近で最も咲いている河津桜。
こちらも7分咲きぐらい。
鉄道橋を挟んだ妙典小学校側の河津桜は3分咲きぐらい。
例年開花が遅い一画ですが、全く咲いてないわけではなくこれからに期待。
コロナ禍を反映した飲食宴会自粛要請の貼り紙。
花見宴会の賑わいも縁遠い世の中になりました。
妙典公園の連絡橋から眺めた開花の様子。
はっきりと色づいてはいますが、週末から来週にかけてより華やかになるのではと思います。
■地域猫も元気にのんびり
ぽかぽか陽気に誘われて、猫たちも思い思いに過ごしています。
積み上げられたボートは猫たちの遊び場。
ああなんて気持ち良さそうにごろんとしているのだ。人慣れしてますね。
■まとめ:木により開花に幅があり3月上旬までお花見できそう
もしかしたら満開に近い木は今週末には葉桜になり始めるかもしれません。
ただ河津桜は開花時期がソメイヨシノに比べると長いため、すぐに見頃が終わるわけではなく。
また現時点で2~3分咲きの木はこれから花盛りの本番。
来週末でもお花見できるのではと予想しています。
イオンから妙典公園へ向かう途中の歩道も春景色。
ラベンダーが一斉に咲いていました。
マスクしてると香りがわかりづらいのが残念ですけどね。
江戸川放水路の地図(妙典保育園にて指定しています)
江戸川河川敷の河津桜レポートはこちら:
2024年満開少し前(2/29) 2024年2分咲き(2/19) 2023年満開(3/4) 2022年満開(3/12) 2022年3分咲き(3/6) 2021年(2/23) 2020年満開(3/1) 2020年6分咲き(2/22) 2019年満開(3/9) 2019年6分咲き(3/2) 2018年(3/4) 2017年(2/19) 2016年(2/25) 2015年満開(3/14) 2015年咲き始め(3/5) 2014年(3/16) 2013年(3/11) 2012年満開(3/26) 2012年咲き始め(3/13) 2011年(2/25) 2010年(2/25)