暖冬のはずなのに、一向に河津桜の花だよりを耳にしない今年の早春。
桜というのは暖かすぎても早咲きにはならないそうですね。
河津桜も例外ではなく、開花がのんびりなのは全国的な傾向のようです。
とはいえもう3月、江戸川放水路の河津桜はどんな感じなのでしょうね。
■桃の節句を彩る河津桜はいかほどに?
3月2日土曜日の夕方少し前、妙典駅で下車して間もなく見つけた貼紙。
改札前のファミリーマートが前日時点の開花情報を伝えています。
それによると6分咲きから8分咲きとのこと。いつの間にそんな咲いたんだ?!
期待に胸を膨らませ、江戸川河川敷へGO!
■6分咲き…5分咲きかな実際は
妙典公園の連絡橋から河川敷を眺めてみると
ぱっと見はそこそこ咲いてるように見えますね。
それでは下りてみましょう。
近づくとだいぶ咲き進んでいる木もありますね。
それでも5分よりはもう少し花開いた6分咲きといったところでしょうか。
接写するとよりわかりやすい、最も咲いている木の開花状況。
このぐらい開いていれば桜が咲いているのを実感できますね。
かたや花開いているのはほんの少しという枝もあります。
言い方を替えるとそのぶんお花見を長く楽しめるというわけで。
川辺に近いほうがよく咲いている傾向。
また東西線の行徳検車区よりも鉄橋に近いほうが開花が進んでいます。
■自然の息吹と近未来を感じる河川敷の景色
整備され近づきやすくなった川辺。
渡り鳥もそろそろ日本を去る時期。
悠然と泳いだりエサを探すカモたちが見られるのもあとわずかですね。
味のある手書き看板を見つけました。
ここ江戸川河川敷をフィールドに、水辺に親しむ活動を繰り広げているNPO三番瀬クラブ。
川の清掃やヨットセーリングを行っています。
夕日に照らされる妙典橋。
3月26日の開通日がいよいよ近づいてきました。
開通後は便利になりますね。
東西線の車庫(深川検車区行徳分室)から電車が出庫するところでした。
■鉄橋越えたら猫天国
東西線鉄橋を越えたバーベキュー場付近の様子。
こちら側は例年同様開花が遅く、ようやく咲き始めたばかり。
その代わりに花壇の菜の花が花盛り。
こちらも春の花景色には欠かせませんよね。
釣り用ボートが並ぶ河川敷。
夕暮れ時とあって釣りをする人もなく静寂に包まれています。
誰もいなくなった船宿付近で思い思いに過ごす猫たち。
人の姿を見て退散する猫も多い中、時には物怖じせず人なっつこい猫さんも。
マイペースに伸びーー!
■結論:見頃は1週間後だ
ということで結論です。
河津桜はこの時点で5分咲きから6分咲き。
木によるばらつきが大きいので、咲き始めのものも多々みられます。
3月中旬までは余裕でお花見楽しめると思いますよ。
江戸川放水路の地図(妙典保育園にて指定しています)
江戸川河川敷の河津桜レポートはこちら:
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