2月としては記録的な暖かさ。
今年の桜だよりはたいへん早くなりそうな予感がします。
ひと足早い河津桜の様子はどのような状況でしょうか。
まだ早いかもしれませんが、妙典の江戸川河川敷へ行ってきました。
■2月とは思えない陽気に河津桜の花少し
最高気温が20℃近くまで上がった2月18日の日曜日。
妙典公園の陸橋から河川敷を覗いてみると…まだまだですね。
河川敷に降りてみました。
2〜3分咲きといったところでしょうか。
たくさんの花見客が宴を開いているとはいえ、本格的な花見シーズンまでもうしばらくお預けです。
木によってはまとまって咲いている箇所も見られます。
接写してみたら見頃真っ盛りのような錯覚。
ところが引いて撮影すると、見頃には遠いことがよくわかります。
今シーズンはなぜか、例年早めに咲き始める枝ぶりのよい木の開花が遅いように感じます。
華奢な樹勢の木のほうが早くから咲き始めているのは何故なのでしょうか。
咲き進んだ木では葉芽も順調に育っているのがわかります。
江戸川全体が見頃を迎えたときには、この辺りかなり葉が目立つようになるかも。
例年ならば、東西線沿い→東京メトロの車庫側→妙典小側の順に開花が進んでいきますが、今年の場合現時点ではまだはっきりとした開花傾向をつかみきれませんでした。
それでもやはり妙典小側の河津桜は開花遅め。
汗ばむほどの好天か訪れて、この1日で桜の開花進んだのか、結果はいかほどに?
■高温続きの朝に河津桜は咲き進む?
翌朝19日の月曜日。
前日の高温で開花が進んだかなとの期待を抱いて再び江戸川河川敷へ。
さてどれほどの咲き具合でしょうか。
うーむ、やはり一朝一夕ではたいして咲き進まないですか。
曇り空の下ではさらに寂しさを感じる桜の姿です。
それでも咲き進んでいる木では、下の枝から勢い良く花開いています。
ここだけクローズアップして撮るとまるで満開のよう。
花芽が出始めているつぼみもちらほら見られますが、ふくらみ始めたばかりのつぼみも目立ちます。
■春の訪れを告げる花々
河津桜の見頃はもう少し先ですが、春の訪れを感じる光景に出会いました。
妙典公園に咲く孤高の枝垂れ白梅。
少しピークを過ぎた印象ですが、波しぶきのように咲く白い花々は華奢な美しさ。
イオンと妙典公園を結ぶ歩道にはラベンダーが咲き始め。
歩いているとほんのりいい香りがただよってきます。
なんという癒し効果。
■ まとめ:天候急変で見頃が読めなくも開花は早め傾向
季節を先取りしたかのような暖かさも、2月下旬からは一旦休止。
次の連休は雪の予報と極端な天候です。
河津桜の開花もしばらく足踏み状態になりそう。
見頃のピークが全く見えませんが、Twitter情報によると今日20日火曜日になんと5〜6分咲きまで進んだとか。
昨年の河津桜レポ(2023年3月4日)によると3月初旬の高温で一気に満開とあり、もしかすると2月中には満開過ぎてしまう可能性も否定できません。
今後予想される天候不順が桜開花にどう影響及ぼすか、しばらくは気になって仕方ないですね。
⇒その後の様子(2/29)もご覧ください。
江戸川放水路の地図(妙典保育園にて指定しています)
江戸川河川敷の河津桜レポートはこちら:
2024年満開少し前(2/29) 2024年2分咲き(2/19) 2023年満開(3/4) 2022年満開(3/12) 2022年3分咲き(3/6) 2021年(2/23) 2020年満開(3/1) 2020年6分咲き(2/22) 2019年満開(3/9) 2019年6分咲き(3/2) 2018年(3/4) 2017年(2/19) 2016年(2/25) 2015年満開(3/14) 2015年咲き始め(3/5) 2014年(3/16) 2013年(3/11) 2012年満開(3/26) 2012年咲き始め(3/13) 2011年(2/25) 2010年(2/25)