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行徳まつりと行徳ハロウィン|神輿渡御と仮装行列、日本と西洋の祭りが共存するカオスな一日(2019年)

行徳まつりと行徳ハロウィン|神輿渡御と仮装行列、日本と西洋の祭りが共存するカオスな一日(2019年)

行徳まつり最新レポはこちらになります→2023年


神輿の街行徳で、なぜか西洋の祭りも同時に開催するようになってしまった行徳まつり。
行徳ハロウィンに加え南行ホコ天ともコラボして、行徳最大のイベントに進化いたしました。

今年の行徳まつりは10月27日の日曜日。
降雨予想に反し晴れ間も見えた好天の中、今回もカオスに開催されました。
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江戸と行徳の神輿渡御が同時に見られるのは行徳まつりだけ!

今回は神輿渡御とハロウィンパレードの時間帯が大幅に変更され、午前中に神輿渡御、午後にハロウィンパレードというスケジュールでした。

神輿渡御の開始時刻は午前10時半。
行徳駅前公園では既に大勢の人が祭りを楽しんでいました。
行徳まつりでは2基の神輿により行徳と江戸の担ぎ方で渡御を行います。
出発を前にそれぞれの神輿が「地すり」「さし」「ほうり」を披露。
神社の祭礼では町会神輿を含めても担ぎ方(行徳神輿の場合はもみ方)が統一されているため、同時に同場所で異なる担ぎ方の神輿というのは行徳まつりでしか見られないレアな光景です。
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それから間もなく2基の神輿が行徳駅前公園を後にいたしました。
白装束の男性たちによる行徳神輿。
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色とりどりの法被姿で男女混合の江戸神輿。
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神輿渡御のルートは行徳駅前公園からフラワー通り商店街を経て行徳駅ロータリーの手前まで。
行徳神輿は交差点ごとに歩みを止めて「地すり」「さし」「ほうり」の所作を披露するのがお約束。
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江戸神輿でもそれらを全く行わないわけではありませんが、お目にかかれる頻度は圧倒的に少なく、見られるのはレアなことだと思われます。
常にテンポ良く前に進み続けるイメージですかね。
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それでは動画で両者の違いをどうぞ。
行徳神輿はさしの終盤からほうり受ける場面になります。

神輿の前には纏を操る方々もいます。
団扇太鼓の音色響く中、激しい動きの纏振り。
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お囃子の山車も神輿渡御に花を添えていました。
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行徳駅の手前、金融機関が並ぶ通りに現れた神輿。
以前の行徳まつりでは行徳駅の改札前にも現れたのですが、現在の形式になってからはここが折り返し地点。
行徳神輿の「ほうり」が決まるたびに観客からわき起こる歓声。
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フラワー通り商店街に戻ってきた神輿。
商店街の屋台越しに神輿が見える光景は、行徳地区の他のお祭りにはない、この行徳まつりならではのもの。
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行徳駅前公園までは向かわず、ハロウィン色に染まる商店街にて神輿渡御終了。
担ぎ手の皆さんお疲れ様でした!
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神輿の後は西洋の仮装行列だ!

同時開催の行徳ハロウィン
こちらのパレードは12時45分から。
スタート前に待機中の参加者の皆さんです。
おっとニャル子がいるよ、トレードマークのアホ毛も忠実に再現されてるよ。
行徳ハロウィンの仮装で萌えキャラの着ぐるみはおそらく初めて。
クールジャパンの波が行徳ハロウィンにも到来か?
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肩乗りできない大きさのピカチュウもいるよ。
参加者の子供たち人気No.1。
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今年のハロウィンパレードは2グループに分かれて異なる地点からのスタート。
ニャル子やピカチュウのいる赤組はフラワー通り商店街からマルエツ前を通過します。
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マルエツの辺りでもう1つのグループ緑組とすれ違い。
こちらには昨年に引き続き参加のジャスティス岩倉さんの姿が。
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すれ違う子供たちにも大人気のピカチュウ。
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エゾキツネのゼオさんと着ぐるみYouTuberのクルタさんも人気を集めていました。
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徐々に秋めいた行徳駅前公園に戻ってハロウィンパレード終了。
参加者の皆さんお疲れ様でした!
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多国籍タウンらしさが随所にみられるお祭りの様子

お祭りはパレードだけではありません。
行徳まつり・行徳ハロウィンともに屋台やステージなどてんこ盛りです。

行徳まつり会場の行徳駅前公園では、広場を埋め尽くすほど多数の屋台が並んでいました。
お昼どきは身動き取れないほどの人出。
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なかでも行徳らしいのは、国際交流ブースと称した一画に、世界各地からの料理屋台が出店している点。
行徳バイパス沿いの台湾料理店台徳林や西アフリカ料理店Palava Hut(パラバホット)かもねぎ祭りにも出店していたインドファミリーレストランさくらダイニング&バー、富浜にある韓国食品卸売センター富浜、ケバブやアラブ料理の屋台など、豊かなラインナップです。
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ということで台湾料理の肉圓と台湾啤酒、西アフリカ料理のオクラスープ&フフをいただきます。
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別エリアですが市川市によるブルガリア紹介のコーナーもありました。
来年の東京オリンピック・パラリンピックにおいて、市川市はブルガリアのホストタウンに選定されています。
民族衣装やパネル展示のほかに、ブルガリアの伝統的なお守りマルテニツァ作り体験も行われていました。
ブルガリアの民族衣装可愛いですよね。
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七中開催時代の行徳まつりに比べると、飲食店を筆頭に地元業者の出店が増えたような気がします。
地元の名産や美味しいものが食べられるのは誠に喜ばしい限り。
三番瀬特産の焼きたてホンビノス貝美味いっ!
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月1回運行の市川蒸気鉄道も行徳まつりは特別運行。
小さくても本物の蒸気機関車。煙をたてて走る姿は迫力みなぎっています。
(※twitterでは行徳蒸気鉄道と記してしまいましたが市川蒸気鉄道が正しいです。訂正いたします。)

噴水広場では行徳手づくり市が同時開催されていました。
なかには多肉植物寄せ植えの出店も。
けなげな可愛らしさにお買い上げしてしまいました。
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行徳ハロウィン会場であるフラワー通り商店街にも屋台がひろがっています。
売り子さんたちも仮装して楽しそう。
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健康麻雀体験も気になりますねえ。
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フラワー通り商店街のお店もハロウィン一色。
お店ごとに個性あふれるディスプレイ見るのは楽しいものです。
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近くの子供広場では、ジャスティス岩倉さんのフライパン曲げステージや路上プロレスといった、エンタメ要素の濃い催しが繰り広げられていました。
昨年に引き続き、フライパン曲げて伸ばしてジャスティーース!!
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輪投げで遊ぶゆるキャラのにゃーちゃ。入った!
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フラワー通りに設けられたステージではパレード前にジャスティス岩倉さんのトークショー。
筋肉を作る食事やプロティンといった意外と真面目な筋肉トークでした。
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パレードの後も祭りは続くよのんびりと

お昼過ぎてパレードも終わり、落ち着きを取り戻しつつある行徳駅前公園の様子。
屋台めぐりにはちょうどよい人出になりました。
千葉ットリアSorrisoや行徳デリキッチンといった行徳おなじみの飲食店も出店してますね。
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フラワー通り商店街もパレードが終わりリラックスムード。
パレードに参加した方々もゆったり買い食いできますね。
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ステージでは仮装コンテストと抽選会が行われました。

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今年もカオスで賑やかな一日だった行徳まつりと行徳ハロウィン。
こういった和洋折衷インターナショナルなお祭りはいかにも日本らしいですが、とっても行徳らしい内容なので、来年もぜひまた楽しませてくださいね!

(おまけ)帰り際、夢に出てきてうなされそうな怖い仮装のヒトと遭遇。
通りすがりのお子さん泣かせのビジュアルでしたよ(苦笑)。
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行徳まつりレポートはこちら :
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