浦安・行徳・妙典【東京湾岸情報】最新記事
妙典街回遊展

市川市内の各地域を巡り新旧の魅力を発見する市川市主催のイベント街回遊展
16回目を迎えた2013年は、妙典の街を回遊することになりました。
行徳地区全体を対象とした行徳街回遊展以来の開催です。

11月9(土)・10日(日)の2日間のうち、初日のみのレポートになりますが紹介したいと思います。

まずは担げる獅子でお馴染みの春日神社へ。
次回の春日神社祭礼は来年2015年。前回のお祭りからもう2年も経つんですね。
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お隣の妙典3丁目自治会館では、妙典の民話のつどい開催中。
10日は行徳地区の語り部鈴木和明氏による昔の妙典のお話です。

境内の休憩処で甘酒とお菓子をいただきパンフレットとにらめっこ。
スタンプラリーの順番決めをひたすら考えるひととき。
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茅葺きの山門が個性豊かな妙好寺。
日蓮宗の一大行事である万灯行列を翌日に控え、大きな花をつけた万灯によって境内は春が来たかのような華やかさに包まれていました。
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万灯行列当日は14時半に妙好寺を出発し、妙典駅やイオン方面へと繰り出す予定。
例年は夜の開催ですが、今年は昼間からじっくり見られそうですね。
残念ながら私は見物できませんが…。

ところで妙典の地名はどこからきてるかご存知ですか?
日蓮宗の寺院でよまれる法華経の経典「南無妙法蓮華経」のごとく、妙なる教典⇒妙典と名づけられたのです。
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妙好寺の番犬ちゃん。人の気配がするたびに吠えてうろうろしています。
今日は特に人が多くて落ち着かないのかな?
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ぜんそく封じの清壽寺。
屋根に覆われた母子猿の石像は耳病守護を祀った神猿おちか像とよばれるもの。
撃ち殺してしまった猿の祟りに見舞われた狩人が供養のために建てたといわれています。
しかし屋根に吊るされたお猿のぬいぐるみがほのぼのした雰囲気つくりだしていますね。
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境内にある講堂では落語会が始まるところでした。
翌日はアンサンブルコンサート。

上妙典八幡神社では4尺・1トンもある千貫神輿の公開展示。
長らく途絶えていた神輿渡御がおととし2011年、18年ぶりに復活いたしました(そのときの模様はこちら)。
来年2014年10月の祭礼においても神輿渡御は開催される予定。楽しみですね。
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隣の妙典1丁目公民館では、大学生などによる「墓石から見た妙典と妙好寺の歴史」展示発表。
墓石に刻まれた墓標から、それぞれの時代の寿命や世相などが見えてくるとの説明を受け、文献とは違う視点からのアプローチに感心することしきりでした。
明治24(1891)年の地図に心奪われる自分。
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人ん家みたいな公民館の中。天皇皇后両陛下のお姿がお若い!
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木塀と立派な松の木に囲まれた木造家屋。前世紀にタイムスリップしたような佇まいが素敵。
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こちら篠田邸ではお茶席に呼ばれました。
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寺のまち回遊展には参加されていない一般のお宅にお邪魔したうえに、お茶とお菓子もいただけるなんてイベントとはいえ恐縮なかぎり。
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これまでの昔からある妙典から、新しく発展した妙典へと移動して。
イオンの2Fサークルデッキでは音楽とダンスのライブ。
このときの出演はギターデュオのかりんとうさんでした。
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1Fでは写真と俳句で綴られたいにしえの妙典の展示。
激変した街ではありますが、古さと新しさが共存し尊重しあう

ノルマの7個押印をクリアして、スタンプラリーゴールの地駅前広場へ。
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景品は駄菓子のつかみ取り権利でした。

初日のわずかな時間だけのレポになってしまいましたが、江戸川放水路では親子対象の三番瀬見学ツアーが実施されるなど、催し物は多岐にわたっています。
歴史ある妙典と現在の妙典それぞれ体験できるイベントでした。

寺のまち回遊展レポはこちら:2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2010年
行徳回遊展 秋レポはこちら:2018年
妙典街回遊展レポはこちら:2013年
行徳街回遊展レポはこちら:2007年

市川市による行徳の歴史紹介はこちら

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