暦の上では春になろうかというのに、大寒波真っ盛りの日本列島です。
幸い関東では好天に恵まれているものの、寒いことには変わりない。
インフルエンザの猛威が本格化しつつある今こそ、無病息災を願って豆撒きしましょう!
昨年の行徳における節分行事レポートにつづき、今回は浦安での節分行事を紹介します。
浦安市内で豆撒きが行われるのは、浦安三社のうち当代島の稲荷神社と堀江の清瀧神社。
稲荷神社→清瀧神社の順番です。
まず最初に訪れたのは、15時少し前の稲荷神社。
豆撒きは神事終了後と聞いているのですが…。
本殿前に人影がちらほらと。平日だしこんなもんかな。
と思いきや、集会所らしき建物の前にけっこうな人だかりができていました。
どうやらこちら側で撒かれるようです。
お隣が幼稚園ということもあり、幼稚園児とママさんたちの姿も見かけました。
本殿では神事が行われている模様ですが…一向に終わる気配がありません。
もう開始から30分は経っていると思われるのですが。
どこからかお子様たちによるカウントダウンの声が繰り返し聞こえてきます(笑)。
気がつけばもう15時半近く。
シャッターが開き、いよいよ決戦の時を迎えました。
もうみんな最初から臨戦態勢!
豆から始まり、続いてお菓子、餅、そして小銭!
投げられる方向に合わせて、人の流れも波打つように移動しています。
地べたに落ちたお菓子や小銭は、もれなく激しい争奪戦。
そのため周辺は砂埃がひどいです。
受け止める袋だけでなくマスクのご用意も推奨。
で、このような結果となりました。
積極的に追わず拾わず、来るものは拒まずで、袋に入ってきたものだけ。
知らぬ間に100円玉入手してました。
いいこと起こりそう♪
しかし思いのほか時間を取られてしまいました。急いで移動しなくては。
自転車飛ばして向かった先は清瀧神社。
開始時刻の16時になんとか間に合いました。
鳥居をくぐってみると、現れたのは参道の途中にどんと置かれた賽銭箱。
人が殺到するからね、と納得。
本殿を取り囲むように、大勢の人々が待機しています。
側面の扉が外されているということは、この方角にも撒かれるということですね。
並んでいるコドモたちはわかっているようで、手慣れたもんです。
本殿内部の御神酒が供えられている一画に、今年の干支である辰の絵を発見。
昨年は震災で大変だった浦安市ですが、今年は龍のようにぐんと上昇した良い年になってほしいものです。
16時をまわり神事が始まりました。
お揃いの裃袴姿が並ぶ様子は、壁のようにも見えますね。
近くにいた学生さんの素振りによると、どこかの校長先生も参列していたみたい。
15分ほどで祭礼は終了し、間もなく豆撒きスタート。
はい皆さんお待ちかねですよー!
ざっと300人以上はいますね。
放課後の時間帯ということもあり、小学生の参加率が高いです。
そしてこちらが戦利品。
お菓子欲しかったなぁ。
だけどきっとコドモたちに向けて投げていたのね。
なお先ほどの稲荷神社とは異なり、金銭は一切撒かれませんでした。
行事は全て終了いたしました。
人が引いた境内に残されたものは、大量の落ちた豆。
祭りの後の静けさというか、寂しさを感じなくもないですね。
▼稲荷神社の地図
▼清瀧神社の地図
▼行徳節分レポートはこちら :2018年 2014年 2013年 2011年
▼浦安節分レポートはこちら :2018年 2014年 2012年