2月3日は節分。
定番の豆撒きに加え、最近では恵方巻きなるものも広まりつつあるようで。
節分は自宅で手軽にできる行事の筆頭ともいえますが、各地の寺社でも豆撒きが行われています。
たとえば成田山新勝寺での豆撒きは、お相撲さんが多数参加することで有名ですよね。
それに比べるとはるかにマイナーですが、地元の神社でも節分には豆撒きやってるんですよ!
当日豆撒きを行うのは、香取神社(香取)・日枝神社(相之川)・熊野神社(新井)の三社。
そのうち香取神社と日枝神社の豆撒きに参加してきました。
まずは14:00からの香取神社。
3年に一度開催の四ヶ町祭礼にて、最後に宮入りが行われる神社です。
ここだけの話ですが、道に迷ってしまいまして…。
1分遅れで香取神社に到着したときにはもう豆撒き終了してました!無念。
周囲の様子から推測すると、豆の入った小袋を配った模様です。
自治会の方がお供えの清酒一升瓶を持ち帰るよう参加者に促していました。
気を取り直して参拝するとします。
平日ということもあり、参拝客は小さなお子さんを連れたママさんが中心で、20人ぐらいだったかと。
普段は締め切られている本殿の中ですが、節分会の最中は扉が開けられていました。
こういう今だけ感といったものに弱い私は、つい中を覗いてみたくなるわけで。
すると目に飛び込んできたのは化粧回しをつけたお相撲さんの絵。
なぜこの場所に…縁のある方なのでしょうか?
自治会の方に尋ねたら「俺の親父」という回答のみで、謎は深まるばかり。
※第21代横綱の若島権四郎という方のようです。生まれは市川市原木あたりとのこと。
狛犬の隣には水神宮、境内の片隅には稲荷大明神・庚申塔・天満宮の末社3点セットや三猿の庚申塔が建ち、狭い境内ながらも幅広い信仰に支えられた地元の姿がうかがわれます。
梅の木には咲いている花もちらほらと。
しかしほとんどのつぼみはまだかたく、見頃までもう少しかかりそうです。
続いては17:00開始の日枝神社。
こちらも四ヶ町同様、3年に一度開催される大祭の舞台です。
どちらのお祭りも昨年10月の開催で、まだ記憶に新しいところ。
夕暮れ時の日枝神社はものすごい人だかり。
100人以上はいると思われます。
でもまだ開始10分前ですよ。
しかも皆さん、手にはビニール袋やらエコバッグ。
いったいどうなさるおつもりですか?
17:00を迎え、太鼓の音とともに豆撒きが始まりました。
すると一斉に上がる手…ではなくて袋物。
中には両手で段ボール箱を上げている人も。
そういうことですか、素手じゃなかなかゲットできませんものね。
私も写真撮ってる場合じゃないです。
壇上から飛んでくるのは節分豆の小袋やお菓子の袋、そしてみかん。
はっきり言ってみかんが高速で迫り落ちてくるのは怖いです。
結局ゲットできたのは節分豆とお菓子の小袋ひとつずつ。
写真撮りながらだとこれが限界です。
来年は気合を入れて確保しに行こうかとも思いました。
本殿の脇ではガラス越しの神輿披露中。
立派な倉の中に鎮座しているのを見ると、ますます格式高そうに思えてしまうのが不思議。
香取神社と同じく、末社が3つ仲良く並んでいます。
こちらは船霊宮・道祖神・馬頭観世音と、神社が変わると祭られている神様も異なってきます。
出入口の近くには絵馬が掲げてありました。
今年の初詣で皆さんどんなことをお願いしたのでしょう。
暦のうえでは冬の最後の日ではありますが、まだしばらく寒い日が続きます。
福を招いて良い年にしましょう!
▼香取神社の地図
▼相之川日枝神社の地図
▼行徳節分レポートはこちら :2019年 2018年 2014年 2013年 2011年
▼浦安節分レポートはこちら :2018年 2014年 2012年