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神輿ざんまい行徳まつり

神輿ざんまい行徳まつり

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台風明けの縮小開催だった昨年とはうって変わって、すばらしい秋晴れで迎えた今年の行徳まつり。
同日程のやちょかんまつりを覗いた後、会場の市川七中へ移動いたしました。

午後の部のメイン神輿渡御パレードを控えにぎわう会場。
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行徳各地区の祭りの主役である神輿たち。
今回は神輿渡御パレードに使用されず展示のみ。
しかしこれらが一堂に会することはそうあることではありません。
それでは簡単にご紹介。

6年前のお祭りで初お披露目された新井熊野神社の神輿(台輪寸法二尺三寸・平成19年製作・中台祐信作)。
曲線的なフォルムが特徴の屋根唐破風型白木総彫神輿です。さすがまだ真新しいいでたち。
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神輿がずらりと並ぶ様子は壮観のひとことに尽きます。
右端が四ヶ町例大祭の宮神輿である香取神社の四ヶ村(台輪寸法三尺五寸・制作年月製作者不明・昭和55年中台祐信により復元)。
直線的で質実剛健な印象の屋根延神社型塗神輿。
お隣の香取自治会や湊新田自治会の神輿も同形式です。
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こちらは伊勢宿豊受神社の神輿(台輪寸法二尺五寸・昭和2年製作・浅子周慶作)。
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関ヶ島胡録神社の獅子頭(顎寸法一尺六寸・製作期不詳・後藤直光作)。
関ヶ島のお祭りだけでなく、寺のまち回遊展のときにも展示されていたりします。
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続いて姿かたちのよく似た二対の獅子頭。
左2つは妙典春日神社(顎寸法二尺三寸・安政期・後藤直光作)、右2つは河原春日神社(顎寸法二尺・明治期・製作者不詳)のもの。
妙典のほうは3年おきのお祭りで知っていましたが、河原にも獅子頭があったとは。
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神輿渡御パレードの出発前に行徳神輿と江戸神輿が天高く「さし」。
似ているようで異なる担ぎ方の神輿を一度に見られる貴重なチャンス!
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そのあといよいよ出発です!
行徳神輿は白装束の男性のみでシンプルに、掛け声も「ワッショイ」。
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かたや江戸神輿は男女混合で色とりどりの法被姿。
担ぎ手の数も多ければ周りの取り巻きの数も多い。
しかも神輿に乗っちゃってますねー(いいのか?)。
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神輿を見送ったことですし、ここで会場散策してみましょう。
つきたてのお餅美味しそうですねえ。
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行徳の海の幸といえば海苔。
地元の福田海苔店の生海苔佃煮は残念ながら売り切れでした。
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くじ屋台の景品はアナ雪と妖怪ウォッチの2大トレンド。
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それとは対照的に、レトロな味出しすぎているラッキーボール。まさかのサザエさん。
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出発から30分ほど経って、神輿はどこを練り歩いているのでしょうか。
あ、いました。
高架沿いを行徳駅のほうに向かっていますね。
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ところどころで立ち止まり、一連の「もみ」の動作を行う行徳神輿。
「ほうり」も水平にきまってきれいですね。
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このまま行徳駅改札前へ行くのかと思いきや、駅前交番前の道に逸れたまま。
比較的見通しのよいこの場所で、たくさんの観衆が見守る中「もみ」が披露されました。
「さし」により青空高く突き出された行徳神輿。
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神輿が高架下を超えたのは、行徳駅改札前でなくマルエツ行徳駅前店脇。
「ほうり」をきめる行徳神輿。
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続いて江戸神輿も高架下通過。
鳴り物と手拍子が響き渡る賑やかな渡御です。
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ドンキ・ホーテ行徳店の店頭にたいへん興味深いものが。
この行徳お散歩マップ、行徳の歴史を丁寧に、かつドンキテイストを崩すことなく描かれている力作です。
ドンキPOP職人の神業おそるべし。
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みずほ銀行前交差点から西友行徳店経由で七中へ向かおうとする神輿。
しかしここで不穏な動きが。
横断歩道上で先の進行を妨げる謎の所作。
あっそうか、横断歩道を鳥居に見立てて宮入りの再現をしているのですね。
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西友前で二基の神輿が横並び。
江戸神輿が「ほうり」をきめたところです。
行徳神輿にくらべると「もみ」の回数は少なく、また一連の動作も少し異なります。
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神輿が七中へ戻ってきました。
校舎をバックに「さし」をきめる行徳神輿。
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続いて江戸神輿も賑やかにゴール。
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到着後、最後の「もみ」が行われました。
江戸神輿に見守られながら「ほうり」をきめる行徳神輿。
神輿渡御お疲れ様でした!
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その後は駆け足で行徳文化ホールI&Iで開催中の行徳吹奏楽団定期演奏会へ。
神輿渡御の途中で抜け出した一昨年とは異なり、今回は時間がかぶらず個人的に助かりました。
マーチあり、歌謡曲あり、ちびっこむけの曲もあり、お子様からご老人まで楽しめる内容でした。
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行徳支所の駐車場では恒例のてづくり市開催中。
乙女心をくすぐるクオリティ高い作品は眺めているだけでもときめいてしまいますね。
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