6月15日の宵宮から始まった浦安三社祭。
前回から4年の間にあの震災が起こり、浦安も被災地となるなど色々ありました。
いまだ復旧途中ではありますが、祭りにかける思いはいつの世も不滅です!
16日の土曜日は朝から雨がしとしと降りしきるあいにくの天候。
浦安駅からてくてく歩いて、清瀧神社で参拝することから始めます。
午前中ということもあり、境内の人出はまばらです。
可愛い鯛のおみくじを見つけました。
その名も釣りみくじ。1回400円。釣竿のようなもので釣り上げます。
釣果は吉とでました。これは幸先良いじゃあないですか。
清瀧神社を後にして堀江あたりを歩いていると、いましたお神輿。
こちらは町会の神輿でしょうか。
小雨交じりの午前中、裏道ということもあり人出は少なめ。
行徳担ぎとはまた違う担ぎの動作をゆったりと見物することができました。
浦安三社祭といえば「マエダマエダ」の掛け声。
諸説ある中で有力なのは前へ進めを意味する「前だ」。
暴れ神輿が民家などに突入するのを防ぐよう前進させるための掛け声といわれています。
また時折耳にする「景気をつけろ」の掛け声は、今の世の中に向けたメッセージともいえますね。
通り沿いに展示された各会の手ぬぐい。
手ぬぐい好きな自分としては、激しくそそられる光景です。
お揃いの手ぬぐいを身に着けたら、祭り気分向上すること間違いなしですね。
豊受神社にやってまいりました。
本殿の脇に設けられたお囃子の舞台からは、郷愁を誘う音色が境内じゅうに響いています。
ここでお祭りレポ恒例の屋台チェック。
最近の傾向として、ご当地グルメの屋台が増えましたね。
五平餅に富士宮やきそば、さらにはB-1グランプリ受賞のシロコロホルモンもいくつか見かけました。
昼食を挟んで祭り見物再開。
神輿の後を追いかけ、浦安駅前からやなぎ通りを越えて境川沿いへ進むことにします。
傘が必要な空模様の中、神輿と見物客の大移動が始まりました。
女神輿には華がありますね。
女性用の祭り衣装もカラフルで素敵。
庚申通り入口に差し掛かりました。
交差点いっぱいに繰り広げられる「地すり」「揉み」「差し」「ほおり」。
行徳担ぎとの主な違いは、「マワレ」の掛け声と小刻みなテンポ。
「地すり」をするときの担ぎ手の向きも大きな違い。
行徳ではお尻を神輿に向けてまわるのに対し、浦安ではお尻を外側に向け、「揉み」では飛び跳ねるようにまわります。
「差し」や「ほうり」の動作もそれぞれ個性が。
雨だからといって熱気が下がるわけではありません。
法被の上に合羽をまとい、足元びっしょりになりながらも、一心不乱にまわっています。
境川沿いを連なって進む複数の神輿。
道路を埋め尽くす神輿と人の波は圧巻です。
これぞ浦安の風景ですよね。
神輿の行列は水門から東西線陸橋へと進んでいきます。
とても絵になるひとコマです。
雨もあがって一安心。
吉野屋前に差し掛かると、担ぎ手の勢いはますます盛り上がってきました。
休憩前のひとふんばり。テンション高っ!
皆の気持ちがひとつにまとまって成し遂げる様子は清々しく思えます。
陸橋の下でたなびく色とりどりの大漁旗。
鮮やかな色彩と大胆な図柄に元気もらえそうです。
この後はバイパス越えて当代島の神輿を見物に。
ルートマップとどこからか聞こえるマエダの声につられてみると、神輿発見!
この写真とは別の神輿ですが、大うちわに書かれた「まいだぁ?」の文字に微笑ましく感じました。
稲荷神社に着いたときにはもう夕方。
夜の屋台も冷やかしたいところですが、帰宅せねばならず泣く泣く退散。
しかも17時過ぎには雨足も強くなってきました。
あいにく雨が降ったり止んだりだった神輿渡御の初日。
翌17日は晴天に恵まれたて、もっと大勢の見物客で賑わったはず。
4年後のこの日を楽しみにしています!
▼浦安サンポさんの浦安三社祭特集ページを勝手にお薦めいたします。
4年おきとはいわずいつでも見たくなるような充実した内容ですよ。
神輿渡御ルートマップも掲載されています。
▼浦安三社祭レポートはこちら :
2024年 2020年はコロナ禍により中止 2016年(その1:神輿渡御初日編) 2016年(その2:神輿渡御2日目編) 2016年市役所新庁舎完成記念合同神輿渡御 2012年 2008年