同日開催だった新井・関ケ島祭礼の記事に引き続き、12日のお祭りハシゴレポートです。
パート2は五ヶ町。
災難を乗り越え復活しただけに、町の方々の喜びもひとしおだったのではないでしょうか。
▼パート1 新井・関ケ島編はこちらの記事にて
ちなみに五ヶ町とは、現在の本行徳および本塩。
数字が合わないと思った方いませんか?実は私もなんですが。
本行徳には「○丁目」という表示はありませんが、以前は「行徳(1-4)丁目」と呼ばれていました。
つまり行徳の四ヶ町プラス本塩で五ヶ町なのです。
唯一といってもよい名残が、旧道沿いを走る路線のバス停の名称。
但し行徳二丁目というバス停はありません。
【ルートMAP(未確定)】
よろしければ地図を拡大し、アイコンをクリックしてみてください。説明入りです。
※断片的な記憶および写真と、他の方のレポート、本塩自治会の渡御ルートマップをもとに作成しました。
間違いがございましたら、コメント欄にてお知らせください。その都度修正します。
(特に始めと終わりのルートに自信がありません。ご存知の方、教えてください)
【五ヶ町・豊受大神宮例大祭】
五ヶ町例大祭の本祭は、午前3時からの御霊(みたま)入れから始まります。
しかしその時間には起きられず、私が訪れたときには既に午後。
ちょうど神明宮の前で三丁目から四丁目に引き渡す場面でした。
お供えが用意され神主さんも登場。神事ですからおごそかに。
神主さんも渡御につきっきりで移動しているのです。
無事に儀式が終わると、いよいよ四丁目の渡御開始。
白い法被と行徳名物の「もみ」は、時折残る旧家によく映えます。
「地すり」「さし」行徳担ぎは独特です。
浅子神輿店の前に差し掛かると、和服姿の男性陣が待ち構えていました。
背中には黒い半円状の板をぶら下げています。
この方々は白丁と呼ばれ、脇の神輿みちを通って本塩まで神輿を担ぎます。
しかし…毎度のお約束ですが、なかなか引き継ごうとしませんね。
まるで神輿が暴れているようです。
すったもんだのあげく、無事に引き継がれた神輿。
神輿みちと呼ばれる路地を歩き、次の道へ。ここでは揉みません。
昔の佇まいを残す旧道沿いとは異なり、妙典駅に近い本塩は新しい戸建やマンションが目立ちます。
そんな新興住宅地を練り歩く500kgの大神輿。
道の途中にはさりげなくおみこし橋の碑がありました。
ここは水路が暗渠化された場所。
本塩の住宅地に入り休憩。
神事と飾綱を締め直した後、再び「もみ」が始まりました。
そして中台神輿店の前まで戻り、また揉んで。
夕方5時半をまわり、日も傾いてからも渡御は続きます。
先回りして本塩豊受神社に向かったのですが、全然来る気配がない。
宮入りの時を待つ本塩豊受神社前。屋台も出ています。
本塩豊受神社境内。動物の絵が描かれた地口行灯がシュールです。
到着したのは空が暗くなってからで、宮入りは夜9時頃だったそうです。
最後にスタート地点の神明社豊受太神宮への遷御が行われ、午前3時からの長い一日が終了しました。
お疲れ様でした!