毎年10月に浦安市役所付近で実施される浦安市民まつり。
今年は10月19(土)・20(日)の2日間にわたり、浦安公園をメイン会場として開催されました。
初日は雨天中止となりそうな懸念があったものの、2日間とも中止になることはなく、また2日目の日曜日は好天にも恵まれ、賑やかな秋の休日となりました。
飲食店のほかにホテルも出店する地元浦安グルメ屋台や全国各地の名産屋台、歩行者天国が青空魚市場と化す海鮮即売会、各種イベントや大人は入場禁止のこどもがつくるまち浦安など、バラエティに富んだ内容でした。
■市民まつりは浦安と全国各地グルメの宝庫
訪れたのは20日の日曜日午後。
やちょかん祭りの後に訪れたため、祭りレポとしては遅めのスタート。
浦安公園の芝生広場は祭りを楽しむ人々で過密状態でした。
歩行者天国では香ばしい魚介のにおいと長い行列。
美味しそうなにおいだったので思わず並んでしまいました。
陸前高田市からやってきた、焼きたての生牡蠣とはまぐり。
みずみずしい磯の香りとプリプリした食感は文句のつけどころがありません。
私の少し後で売り切れになってしまったようで、滑り込みセーフでいただけました。
浦安市民のソウルフードたまごフライ。
月に一度しか食べられなかった時代もありましたが、現在は浦安市内のお祭り定番フードとしておなじみです。
揚げたての熱々をほおばれる幸せ。
浦安の新たな名物、浦安べか焼きそばは既に売り切れ。
小江戸佐原など各地のご当地焼きそばとの対決企画である焼きそばミニコンテストというのも催されました。
市内を中心とした飲食店や団体が集結する浦安市民まつりの屋台。
ホテルの美味しい料理も地元グルメですから。
今年らしいと感じたのはタピオカドリンク屋台。
タピオカ黒糖ミルクティー以外のラインナップも豊富で、祭り屋台とは思えない店構えですね。
最近の浦安グルメ屋台はクラフトビールが充実しつつあるのですよ。
イクスピアリにある舞浜地ビール工房ハーヴェスト・ムーンはもちろんのこと、アメリカ直輸入クラフトビールの屋台も登場。
あいにく自転車民のため口にすることができず、誠に残念でした。
それにしても辺りを見回すと、お酒を販売している屋台はたいへん多いのですが、意外とお茶やお水といったものを見かけることができず、ちょっとした飲み物難民。
この日は少し気温が高めだったこともあり、お店によっては売り切れてしまった可能性も推測されます。
結局インドカレー屋台でラッシーとバターチキンカレーをいただくこととなりました。
(その後郷土博物館前で販売していたのに気付きました…。)
■グルメ屋台以外もいろいろ楽しい
飲食店以外にも地元企業や各種団体などの物販やPR屋台にゲーム屋台もいろいろと。
ひときわ長い行列をつくっていたのが魔女☆Maisonによる10円占い。
浦安市民まつり10年連続出店記念で10円とはなんと大盤振る舞いな。
もはや浦安市民まつりの珍スポットになりつつあるような気がする射的屋台いきなりシャテーキ。
駄洒落とデューク東郷を掛け合わせる超絶センスに脱帽です。
自衛隊千葉地方協力本部による子供向けの制服撮影会。
ついこの間の台風19号に先月千葉県に甚大な被害をもたらした台風15号と災害続きの中、復旧に向けての多大なる尽力に頭が上がりません。ありがとうございます。
■浦安市はイベント盛りだくさん。PRも欠かせない
市民まつりから3日後の浦安バル街、そして来月11月16日(土)のウラヤスフェスティバルと、イベントラッシュな秋の浦安市。
PR活動も抜かりありません。
ウラヤスフェスティバルのPRブースに突如現れた謎の女児。
スペシャルサポーター浦のり子とは??
浦安観光コンベンション協会による乗合屋形船のPRブース。
団体貸切でなくとも2名から乗船できるという、屋形船体験にはもってこいの試みです。
私も昨年SNSモニター企画に参加させていただきました。
体験乗船レポで乗合屋形船の雰囲気感じてくださいませ。
アンケートに答えて浦安市内のホテル宿泊券やランチ券が当たる、浦安観光コンベンション協会主催の抽選会。
浦安市郷土博物館のあっさり君も参加しています。
浦安ゆるキャラ総選挙第1位の栄冠に輝いたのは昨年の市民まつり。
早いものでもう1年、浦安市の行事出演は続行なのかな。
ステージはダンスや歌が中心でしたが、地元浦安からは正福寺の纏実演も。
11月12日のお会式では色鮮やかな万灯行列を盛り上げる役割を担っています。
纏も振り方がいくつかあり、滑らかな動きを見せるにはとりわけ肩と腕使いの鍛錬が必要そうですね。
マスコットキャラのお猿のしょうちゃんは今回お休みですが、来月のお会式に行けば会えますよ。
万灯行列の前には漁港ライブも開催されます。
■会場は浦安市の文化行政集積エリア
中央図書館は現在改修工事中。
2020年3月のリニューアルオープンをお楽しみに。
浦安市郷土博物館では浦安囃子保存会による里神楽上演。
設立70年以上の歴史ある保存会が令和の世に伝統を伝えます。
演目は古事記や日本書紀にも記された日本神話の「天孫降臨」。
内容についてはこちらをご参照あれ。
たまたまかもしれませんが、外国人の団体さんが郷土博物館を訪れているところに出会いました。
ディズニーだけでない浦安の姿の再現を、どのように感じられたのでしょうか。
浦安というより昔の日本各地の姿と捉えているのかもしれませんね。
▼浦安市民まつりレポートはこちら:2023年(ディズニー40周年パレード併催) 2022年は中止 2021・2020年はハイブリッド開催 2019年 2018年 台風のせいで一日しか開催できなかった2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2010年