浦安春まつり～植木まつり･カフェテラスin境川だけじゃない！4つのお祭り集結 │ 浦安・行徳・妙典【東京湾岸千葉情報】

昨年より浦安植木まつりとカフェテラスin境川が合体し新たに生まれた浦安春まつり。
今年は完成したばかりの浦安公園も会場となり、さらに多文化共生フェアや環境フェアも合体してバージョンアップ。
開催日の5月18日(土)・19日(日)は心地よい気候の五月晴れでした。

■植木まつりはオープンしたての浦安公園で

訪れたのは2日目の5月19日。
まずは浦安公園へ。

植木まつり会場の可愛らしいディスプレイを見て、早々に癒されました。

大きな植木から多肉植物まで、規模こそ大きくないものの品揃えは申し分なし。

販売だけでなく体験コーナーも充実していました。
定番の寄せ植え体験だけでなく、苗を敷き詰め花の壁画を作るミニ壁画体験も。

植木まつりといえば苗木の無料配布が名物ですが、例年同様今年も大人気。
オリーブやセントポーリアなど数種類から選べる苗木、先着順のためお目当てのものを手にいれるには早くから並ぶのが吉。

こちらは植木まつりの展示品ではなく、歩道に設けられた花壇。
アジサイをメインにブルー系でまとめられた寄せ植えがとても素敵です。

■植木まつりだけじゃない！浦安公園はお祭りてんこ盛り

遊具のあるエリアに近い一画は多文化共生フェアの会場。
在住外国人の方々による文化紹介コーナーや芝生の上での民族舞踊、また浦安市はラグビーワールドカップ公認キャンプ地に選定されたことから大会やキャンプ実施チーム紹介コーナーもありました。
それにしてもエクアドルの民族衣装可愛すぎる。

植木まつり会場のお隣では環境フェア開催。
古着Tシャツを使用したわらじ作りやペットボトル潰し体験、ソーラーシステム紹介など、さまざまな方面から環境保護が取り組まれていることが実感できる催しでした。

カフェテラスin境川の屋台とは異なり、縁日さながらのお祭り屋台がひろがる一画もありました。
お祭りグルメの選択肢が広がるのは嬉しいですね。

■青空と爽やかな川辺の風が気持ちいい！カフェテラスin境川

浦安春まつりもうひとつの柱、カフェテラスin境川。
開催時期をたびたび変更しながらも、浦安市の定番イベントに成長しましたね。
名物の嫁入り舟は、今年は2日目に1組のみと少々寂しくはありますが、境川でのお楽しみは健在です。

境川に移動して目に飛び込んできたのがこの看板。
昔の境川の様子を写真と文章で伝えているのですが、そこに書かれている釣り体験というのは?

なんと釣り体験。
令和の世では境川で釣り？と聞くと違和感生じてしまうのですが、昭和の半ばまでは漁業が盛んだった浦安ですもの、考えてみれば不思議ではないのですよね。
衰退してしまった境川のハゼ釣りが再びできると信じてチャレンジしましょう。

境川テラスに並ぶ浦安市が誇るホテルグルメ屋台の数々。
その中から東京ベイ東急ホテルのブラックカレー焼きそばをオーダーしてみました。
あさりがたっぷり入ったイカスミボンゴレパスタのような見た目にも関わらず、がっつりとカレー味。
ギャップを楽しむのも味わいのうちですね。

浦安百縁商店街でも大行列だった浦安べか焼きそばの屋台も。
しかし正午過ぎたばかりだというのにもう完売。人気ありますねえ。

ステージパフォーマンスのBGMに合わせ、舞台袖で控えめに踊りだす浦安市ごみ収集キャラクター、グルンさまとクルンちゃん。
リズムを取る姿がなんて可愛らしいんだ！

どこからともなく颯爽と現れた浦安市郷土博物館のあっさり君。
昨年の市民まつりで開催された浦安市ゆるキャラ総選挙第1位に輝いたあっさり君、浦安市公式ゆるキャラとしてのお務めに励んでいます。
さすが総選挙第1位だけあって、浦安っ子たちの知名度抜群。

■クライマックスは嫁入り舟

さて今年唯一の嫁入り舟が始まろうとしています。
記念撮影を済ませ、新郎新婦のご挨拶。
この後は市長からの祝辞と新郎新婦紹介ならびにインタビュー。

浦安のべか舟に新郎新婦が乗り込み、ゆるキャラたちにも見送られ、いよいよ出航です。

ステージ横の乗り場からわずかな距離ではありますが、途中橋の下をくぐりながら境川をゆっくり進んでいきます。
この場にいる人すべてが温かく見守っていると思うと心がなごみますね。

細川流投網による祝いの投網。
華麗な放物線を描くたびに大きな歓声が。

陸に上がった新郎新婦は、徒歩にて挙式が行われる豊受神社へ。
おめでとうございます。お幸せに！