ご当地商品というとなぜか多いのは和菓子!そこで今回は行徳にちなんだ和菓子を取り上げたいと思います。
まずは行徳を代表する和菓子店菓匠 京山。
「鴨場の月」が有名ですが、この他にも「行徳塩どらやき」「下総行徳常夜燈」「武蔵鍔」などのご当地和菓子がいっぱい。
▼武蔵鍔(むさしつぼ)のルポはこちらの過去記事をどうぞ。
こちら鴨場の月は、黄金色に薄く焼いたカステラを二つ折りにし(半月に見立てたのでしょう)その中につぶ餡と求肥が包まれた和菓子。
深みのある丹波大納言の味わいがもちもちした求肥と絡み、カステラの柔らかさと絶妙なハーモニーをかもし出しています。見た目よりも結構ボリュームありますね。
ちなみに「鴨場」という名は皇太子様が雅子様にプロポーズした宮内庁新浜鴨場から由来しています。
そうです、このお菓子はご成婚を記念して生まれました。
続いてはTVチャンピオン出場(もうだいぶ経つな)の店しげつより、「行徳焼」と「寺町ようかん」。
まずは寺町ようかん。
食べる前にパッケージに注目してください。行徳地区の寺院を紹介した地図になってます。
かつて「行徳千軒、寺百軒」と言われ寺の多い町として知られた行徳。こういう形でさりげなく町の歴史を伝えてくれるのがいいですね。
お味のほうですが、濃厚なあんこの味わいをたっぷり堪能できます。
姉妹品として「御手浜」という塩羊羹もあります。
続いて紹介する行徳焼はいわゆるどら焼き。
オーソドックスなつぶあんタイプを筆頭に、ミルクあんやマーガリン入りのケーキどら焼き(要冷蔵)などの変わり種も。
ここのお店のあんこはちょっと甘めかな?お茶とすごく合います。
最後に紹介するのは市川南消防署近く(2011年頃旧道沿いに移転しました)の竹むら「行徳まんじゅう」。
地元密着型の和菓子屋さんがつくる地元のおまんじゅうは、「行徳まんじゅう」の刻印がシンボル。
こしあん(白)・つぶあん(茶)・白あん(緑)とあるのでお好みでどうぞ。
表面がツルツルした厚めの皮に、しっかりしたあんこの甘さが感じられます。
お手頃価格が嬉しいです。お茶うけにちょうどいいですね。
菓匠 京山(きょうざん)
妙典店
市川市富浜2-5-3
TEL:047-359-8888
9:30-19:00
火曜休
行徳店
市川市行徳駅前2-10-14
TEL:047-397-8718
9:30-18:00
無休
季彩菓庵 しげつ
市川市行徳駅前4-19-2
TEL:047-395-9207
10:00-18:30
木曜・第3水曜休
竹むら
市川市湊1-8 ※移転後の住所です。
TEL:047-397-2021
▼その他のご当地シリーズ行徳編:
(1)行徳ロールを食べつくす (3)では一杯やりましょうか(コーヒー・酒)
(4)プリンで勝負!行徳&妙典 (5)行徳にご当地グッズはあるのか?
(6)行徳海苔は高級品 (7)マンガの世界にも行徳が
(8)南行徳あんぱんの巻 (9)ありそうでなかった?!行徳塩スイーツ
(10)行徳魚屋浪漫スーパーバイトJ
※販売終了した商品も多々あります。行徳にはこんなものもあったんだよということでご了承を。