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隠れ家で美酒と美味い蕎麦 手打ち蕎麦ちんねん|浦安の蕎麦屋

隠れ家で美酒と美味い蕎麦 手打ち蕎麦ちんねん|浦安の蕎麦屋

新蕎麦の美味しい季節です。
なんとなくお蕎麦が恋しくなるのは日本で生まれ育った者のDNAなのでしょうか。

開店して4年ほどと比較的新しいものの、浦安の隠れ家蕎麦屋として人気を集めている手打ち蕎麦ちんねん
浦安駅近くとはいえ、浦安橋寄り住宅街のわかりにくい立地はまさに隠れ家。
東西線高架下を歩くこと数分、高架に面した店構えを見るにつけ、こんな場所にお蕎麦屋さんがあったのかと驚くことしきりです。
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さっそくお蕎麦といきたいところですが、日本酒とおつまみが充実している店なので、まずは一杯やることにします。
日本酒は三重の地酒を中心とした全国各地の品揃え。
メニューに書かれていない銘柄もあるので来店時にご確認を。

師走のとある晩。
手始めに三重の地酒義左衛門とお通しの白魚のから揚げ。
なみなみと注がれた義左衛門の升酒。
少々辛口ですっきり爽やかな口当たりですね。
白魚のから揚げはサクサクとたいへん軽い食感。
薄味ながらも噛むたび口に広がるほどよい白魚の風味が日本酒のあてには最高です。
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酒の肴は旬のものを求めて牡蠣の天ぷらを注文。
ピーマンとえのき、そして牡蠣が3つ。これらをお塩でいただきます。
揚げることで凝縮された牡蠣のエキス。
しかもてんぷらのサクっと軽めな衣のせいか、カキフライのような衣の強さとは異なり、牡蠣の味が前面に出ているような印象でした。美味い!!
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時季によって魚の種類が変わる刺身もお薦め。
こちらはとある夏の晩に注文した刺身。
薄めにスライスされてたいへん良い口当たり。
皮の香ばしさも日本酒がすすむ一因に。
ちなみにこのときの日本酒は伊勢志摩サミットの乾杯酒に選ばれた三重の銘酒作(ざく)
濃厚なもろみ豆腐(写真右下)と素晴らしく合います。
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続いてお蕎麦にいきましょう。

またまた師走のとある晩に戻って〆のお蕎麦。
温かいお蕎麦が食べたくて、九条ねぎそばにしました。
お蕎麦はせいろ(細麺)か田舎(太麺)が選べます。今回はせいろにて。
しいたけのエキスを感じるつゆ、太めの輪切りで多少しゃきっとした部分も残されている九条ねぎ。
お蕎麦はのどごし良くつゆとの絡みも良く、青々とした九条ねぎは柔らかく滋味豊か。
揚げ餅の衣につゆが溶け込んでさらに美味しい。
そして日本酒は三重の天遊琳。
半透明とまではいかぬものの少し濁り気のあるかすみ酒。
わずかな酸味も感じるとてもフルーティーな風味。
あて無しでもいけてしまいそうな飲み心地でした。
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このときは寒かったので温かい蕎麦にしましたが、やはり冷たいもり蕎麦は外せないところ。
蕎麦の違いが楽しめる三色もり(変わり・せいろ・田舎)・二色もり(左記より2種)がお薦めです。

とある夏の晩にいただいた二色もり。
変わり蕎麦の青紫蘇と田舎を選択いたしました。
綺麗な色ですよね変わり蕎麦。
爽やかな青紫蘇の香りがのどごしの良さと相応してつるっといってしまいます。
田舎蕎麦は太さとコシの強さに驚きの一言。
しっかりと噛み締めて蕎麦の風味を受けとめることになります。
お蕎麦本来の味わいを満喫できるのでぜひ。
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時には蕎麦終了による店じまいもあるため、早めの時間帯に来店するのがベター。
浦安の隠れ家で美味しい蕎麦と美酒に舌鼓うつのもいいものです。

手打ち蕎麦ちんねん
浦安市猫実5-13-10
TEL:047-720-0630
11:00-14:00(L.O.13:45) / 17:00-23:00(L.O.22:30) ※蕎麦がなくなり次第終了
水曜・第3木曜休
※臨時休業などの確認はFacebookページにて

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