前回は旧大塚家住宅・旧宇田川家住宅をとりあげました。
しかし元町とよばれるこの地区には、他にも見どころがたくさん。
そこで、旧家めぐりの途中に出会った場所を紹介したいと思います。
♪今回のルートMAP♪
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◆猫実の庚申塔
浦安駅から5分ほど歩いた角で、烏帽子姿の可愛らしいお猿さんを見つけました。
これは猫実の庚申塔というもので、正徳5(1715)年に猫実村の庚申講信者の手により建立されたものです。
庚申塔には、邪鬼を踏みつける青面金剛菩薩と、見ざる・聞かざる・言わざるの三猿が刻まれています。
庚申信仰は中国の道教がルーツとされています。
人の体内にいる虫が60日に一度の庚申の夜抜け出し、神様にその人の罪を告げ口するのだそうです。
そんなことされたらたまりません。神様に寿命を縮められてしまいます。
そこで虫が抜け出さないように、庚申の日は夜通し呑み食いや話をして過ごしたといわれています(浦安ではこのような宴会が行われた記録がないそうですが)。
大正に入ってからは毎月25日が祭礼日と定められ、現在にも受け継がれています。
浦安名物「たまごフライ」が食べられるのもこの日だけ!
※庚申祭でたまごフライ買いました!そのときのレポートはこちら。(2008.3.25追記)
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◆記念橋
旧大塚家住宅に向かう途中、「記念橋」という変わった名前の橋を渡りました。 調べてみたら、大正天皇の即位を記念して命名されたものだとか。 もちろん浦安最初のコンクリート橋でもあります。 |
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◆旧大塚家住宅はこちらの記事に記載しております。
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◆ギャラリーどんぐりころころ
フラワー通り商店街に出るため、旧大塚家住宅脇の細い路地を歩いていきます。 商店街に出てすぐ右手にあるのが、ギャラリーどんぐりころころ。 こちらでは年十数回にわたり、さまざまな工芸作家の個展などが開催されています。 その筆頭が「ツレがうつになりまして。」等の著書でおなじみ細川貂々さん(地元在住)。 |
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◆旧宇田川家住宅はこちらの記事に記載しております。
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◆旧濱野医院はこちらの記事に記載しております。
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◆フラワー通り
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◆清瀧神社(せいりゅうじんじゃ)
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◆旧浦安町役場跡
これからは境川沿いを歩いていきます。
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◆境川
浦安らしい風景を挙げるとしたら、境川の眺めは外せないでしょうね。
このあたりは六人河岸と呼ばれていました。
今はほんとに穏やかですけど、最盛期には2000艘の船でびっしりだったとか。
漁師町の面影がわずかに残る川辺を、東西線が疾走していきます。
新橋のモチーフもほのぼのしてますね。
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◆水門かいわい
境川と江戸川の合流地点にそびえ立つ水門。こちらも絵になる光景です。
一本の桜が寒さに耐えています。やがて花開くときのために。
しかし私は寒くてもうだめ~とてもじゃないけど長時間いられません。
下から見る水門は、意外と迫力ありました。
コンクリート護岸に描かれた浦安MAP(写真クリックで拡大します)。 江戸川沿いのウォーキングも気持ち良さそうですね。 |
江戸川沿いには船宿が連なっています。 そのうちのひとつ吉野屋さんは、山本周五郎「青べか物語」に登場する船宿「千本」のモデルとなっています。 |
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◆焼蛤をおみやげに
ぶらぶら歩いて約2時間、浦安駅前に戻ってきました。
やはり締めは焼蛤でしょう。越後屋焼蛤店さんに寄り道してみます。
串を刺し、備長炭で焼き上げる。
熟練技を眺めつつ、自分の番を待ちます。
焼蛤と焼あさりを家族のお土産に。ビールのお供によさそうですね。
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