漁師町だった時代から浦安の街にとって欠かせない存在だった境川。
今や生活に密着しているとは言いがたいですが、水門や桜並木など浦安を代表する景観をつかさどっていることには違いありません。
境川に親しむためのイベント、カフェテラスin境川。
今年はさわやかな晴天の下、5月27(土)・28(日)の2日間にわたって開催されました。
5/27(土)のお昼どき、雲ひとつない快晴で青空広がる境川の水辺。
付近の小学校では運動会の真っ最中らしく、そのせいかさほど混雑はしていません。
人気のグルメ屋台は相変わらずの行列ですが。
本日の嫁入り舟が始まるところだったので、早速見物いたします。
ステージに現れた新郎新婦と親族関係者一同。
今年3月に就任したばかりの内田市長がお祝いの言葉を述べているところです。
友人の方々からの温かい声援(ヤジともいう)が飛び交う中、嫁入り舟の出発です。
観客の方々からのおめでとうコールを受けて進む嫁入り舟。
強風でさっぱ舟の船頭さんは漕ぐの大変そう。
陸に上がった新郎新婦は親族関係者一同とともに豊受神社へ歩みを進めていきました。
この後挙式が行われる予定です。
嫁入り舟を無事見届けることができ、落ち着いて食事ができます(安堵)。
サンルートプラザ東京のステーキ丼と、イクスピアリのクラフトビールハーヴェスト・ムーンの期間限定ゆずウィート。
舞浜グルメでコラボしてみました。
爽やかで甘くない柑橘系ビールなんですが、現場の風が強くて泡がどんどん消えていく…。
グルメ屋台だけでなく野点や子供向けの縁日屋台などがあるのは例年通り。
五月晴れの日に水辺の木の下でいただくお茶は格別でしょうね。
今回は東京メトロが出店しています。
CMに浦安や妙典が取り上げられたりと、今年に入ってからの東京メトロによる東西線沿線千葉県内推しには驚かされてばかりです。
駅乃みちか嬢まで浦安にやってくるとは。
隣にいる狸も東京メトロ公式キャラクターメトポン息子のポン太。決してローソンの狸ではありません(笑)。
いったん静けさを取り戻した境川。
続いては今回の目玉ともいえる水神祭20年ぶりの復活です。
水の安全を祈願して漁師町浦安で行われていた水神祭。
漁業権放棄とともに途絶えていましたが、一度だけ復活した平成9(1997)年以来、20年の時を経て再び披露されることとなりました。
当時は20隻の舟が列をなしていたそうですが、今回は5隻の舟が復活。
先頭は大漁旗を掲げた御座舟。
続いて浦安囃子の音舟。露払いの猿田彦も乗船しています。
3隻目はひょっとこおかめが神楽を舞う踊り舟。
浴衣美人が乗った4隻目は玉網でおひねりを受けとる伴舟。
最後に続くのは嫁入り舟でも航行されていた投網船。
来年以降もカフェテラスin境川で披露されるかもしれませんね。
正福寺正正榴会による纏振りの説明を交えた実演。
正榴会では正福寺や他の日蓮宗寺院での万灯行列に参加するだけでなく、市内開催の各種イベントにおいても実演披露を行っています。
今回はお囃子の曲を3曲披露。
纏は振りやすいように軽く作られているそうです。
振り手の個性の見せ所発揮できるかな。楽しそうです。
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