妙典では希少なインド料理のお店Indian Restaurant SAINO(インディアンレストラン サイノ)。
開店後しばらくは別の店名でしたが、昨年頃現在の店名に変更されたそうです。
妙典なかなか小町の一画にある黄色い壁の可愛らしい建物。
店頭にはテラス席も用意されています。
ウッディで落ち着いたインテリアの店内。
インドとネパール国旗が飾られているのはインネパ店と呼ばれる日本のインド料理店にありがちの光景ですが、よく見たらタイの国旗も並んでるのは何故?
その理由は後ほど。
■選べる楽しみ、ランチのカレーセット。チーズナンの甘い誘惑
インネパ店の定番といえばやはり、大きな焼きたてナンのついたカレー。
10種類もあるラインナップからひとつ選ぶ1種類カレーセットのほかに、カレーが2種類ついたレディースセットやナンの代わりにサフランライスのダブルカレーセット、お子様用カレーセットなど、豊富な選択肢が嬉しい。
200円足せばチーズナンに替えられるのも魅力。
今回は1種類カレーセットにチーズナンつけてみました。
ふかふかした生地の中からトロトロと柔らかくのびるチーズ。
甘じょっぱくてチーズナンだけで食べてもたいへん美味しい。
カレーはダルカレーを辛口で選択。
レンズ豆や大豆、いんげん豆などが入ったヘルシーな具だくさんカレーだから、辛口といってもマイルドな味わい。
チーズナンのボリュームのおかげか、カレー1種類でもじゅうぶんお腹にたまりますね。
■インド料理店でタイ料理?!摩訶不思議ないまどき異国体験
日を改めてランチしたときにはタイ料理のランチセットをいただきました。
インド料理店でタイ料理とは驚かされますよね。
先日見つけた記事によると、日本で独自に発展したインネパ店は差別化としてタイ料理やベトナム料理も提供するところが増えているそうです。
日本向けにローカライズされた進化、こういうのもグローバル化のあらわれなんでしょうね。
さて私が注文したのは、2つのグループの中からそれぞれひとつずつ選んで組み合わせられるロイヤルタイコンポ。
パドガファラオ(ガパオライス)とクッティオトムヤムのコンポにしました。
それにしてもハーフ&ハーフといいますが、全然ハーフじゃないし麺もごはんもてんこもり。
パドガファラオ(ガパオライス)は辛さ控えめバジル弱め、目玉焼きの黄身がトロトロ半熟。ライスに使用されているのは日本米ですかね?
かなり日本人向けに仕上げられています。
もうひとつのクッティオトムヤムは薄味仕上げのトムヤムラーメン。
こちらも辛さは控えめで、甘味が多少強めに思えます。
マッシュルームの存在感が特徴的。
辛さを求める場合は付け合わせの唐辛子でカスタマイズするのですが、入れすぎると後からじわじわ辛さがやってくるから要注意。
それにしてもこの箸袋、お・も・て・な・しですよ。
日本で味わうフージョンな世界、まさに食べる国際交流。
(この写真撮ったときはまさか滝クリさんが進次郎さんと結婚されるとはつゆにも思ってませんでしたよ…。)
■ディナーもインド・ネパール・タイ料理!
ディナータイムはインド料理とタイ料理、さらには単品でネパール料理も加わります。
インドカレーのなかなか小町レディースセットはカレー2品とナンにライス、チキンティッカにサラダやデザート、ドリンクのついたボリュームたっぷりの組み合わせ。
チキンバターカレーとエビバターマサラカレーのそれぞれ中辛を選んでみました。
カレーはどちらも中辛にしたのですが、スパイシーというよりクリーミーさが上回った印象。
やはり辛さ控えめなので、辛党でなくても辛口のほうが合う方もいらっしゃるのではと思います(私がそうです)。
それにしてもカレーに描かれた模様が繊細で美しい。
仕事の細やかさやサービス精神といったものが感じられますね。
サラダに添えられた可愛らしい人参の花飾りからは、タイ料理テイストが少々うかがえますね。
私はまだ食べたことありませんが、ディナータイムにはコース料理もあるみたいですね。
それからテイクアウトも可能なことから、妙典公園や河川敷でランチというのもいいですね。
Indian Restaurant SAINO(インディアンレストラン サイノ)
市川市妙典3-15-19
TEL:047-397-0088
11:00-23:00(L.O.22:30) ランチタイム17:00まで
無休