クラフトビールが流行期から定番化へ推移しつつある現在、ついに地元でも容易に入手できるようになりました。
妙典のリカージャック富浜店で国産クラフトビールの取扱拡大にとどまらず、角打ちもできるとはなんて素敵。
これはふらりと立ち寄らずにはいられませんね。
■酒屋の奥に角打ちスペース登場
妙典駅すぐそばにあるリカージャック富浜店。
妙典民の家呑みライフを充実させる品揃えが魅力的なまちの酒屋さんです。
ワインセミナー開催(そろそろ10年ですね。自分も長らくお世話になっていました)や、年4回開催のジャックフェスといった催しも行っています。
店内奥の冷蔵棚には国産クラフトビールがずらり。
その左側に見えますね、酒ケースが積まれたそれらしき一画が。
この場所こそが新設された角打ちスペースになります。
元はお酒のストック場だったこの場所。
壁際にカウンターが設けられた立ち呑みスタイルです。
5~6名で満席になりそうな狭小スペースですね。
壁にはクラフトビールのラベルがたくさん。
こういうの見ると呑むモチベーション上がりますね。
なお手書きサイン(?)の「みちよし」さんは、クラフトビール拡充と角打ちスペースの立役者であるスタッフの方です。
そしてShepherd’s BEER LOVER URAYASU(シェパーズ ビアラバー 浦安)のステッカーも発見。
店主の方来店されたのかな。
冷蔵棚からお気に入りの1杯を取り出し、レジで会計を済ませてから角打ち開始です。
角打ち利用の場合はチャージ代100円、ワインや日本酒の場合は人数分のチャージ代をひとり100円ずつかかります。
角打ちの際もクラフトビールのポイントカード(ワインの場合はワインのポイントカード)に押印してもらえます。
持ち込み不可ですのでおつまみ必要な方は店内販売の乾きものを調達のこと。
■ふたりでクラフトビール角打ちしてみた
さてさて、呑みましょうかね。
まずは3月にふたり呑みしたときの2杯。
どちらも同じような系統の苦フルーティー系をセレクトしていたことに後で気づきました。
写真左は滋賀県にあるトゥーラビッツブルーイング(二兎醸造)のツウラビ NEW MATES (ゆず山椒 ホワイト IPA)。ジャケ買いです。
ゆずと山椒の香りが爽やかとのことで、一口呑んだらはっきりとした山椒の味も感じましたが悪くはないですね。
柑橘感も認識じつつ、後味がちょっと苦めなタイプでした。
写真右は静岡にあるマイクロブルワリーGarcía Brewing(ガルシアブリューイング)のSOL NACIENTE / ソル ナシエンテ。
フルーティーな香りが心地よく苦味も感じられるビールです。
静岡県は知る人ぞ知るクラフトビール王国。
有名どころのベアードビール(リカージャック富浜店で時々試飲会やってます)からマイクロブルワリーまで20か所近い醸造所が存在するエリアで、今後も個性的なクラフトビールが登場しそうで楽しみです。
■ひとりでもクラフトビール角打ちしてみた
日を改めて4月にひとりでふらっとひとり呑み。
セレクトしたのは弘前Be Easy Brewing(ビーイージーブリューイング)製ヴァイツェンのTEGE。
アロマを楽しむためにドライホップにしたヴァイツェンとのこと。
アルコール7%と強めの度数ですが、香りと口当たりがとても良くまろやかな第一印象。
水あめが含まれているせいか甘みもあり、後から少しだけ苦味を感じることができます。
もう1本買って持ち帰りたかったのですが、残念ながら呑んだ分が最後の1本。
同じ銘柄が定期入荷されるとは限らないクラフトビールならではの偶然の出会いですね。
■お持ち帰りもしてみた
4月に角打ちしたときは、持ち帰り用に1本選んで家呑みしました。
ブルワリーは島根県益田市で2021年に誕生したばかりの高津川リバービア。
千葉県初上陸というレア中のレア、記念すべき瞬間に立ち合ったような気分でいただきます。
和ヴァイツェンは小麦と麹、隠し味に醤油を使った変わり種。
麹のうまみとやわらかい甘みが感じられるフルーティーなビールでした。
和食に合わせたいビールというのも納得です。
■クラフトビールとの一期一会が楽しみ
それにしても日本でのクラフトビールの浸透ぶりは目を見張るものがありますね。
コロナ禍での家呑み需要増加により、スペシャルな1本へのニーズが高まったのだと推測できます。
醸造量に限りがあるクラフトビールは、いつも同じ品が店頭に並ぶとは限りません。
一期一会を楽しみながら、冷蔵棚に並んだビールを選んでみましょう。
リカージャック富浜店
市川市富浜2-7-6
TEL:0120-511-723
月-土 09:30-21:30
日祝 09:30-20:30
木曜休
※ラインナップの確認はTwitterにて