健康志向の高まりにより身体に良いものや安全なものを食べたいと思っても、いざ実践となると食材入手や献立決めなど何をどうしたらいいかわからないことだらけ。
浦安の住宅街にあるいもっこかふぇは、できるだけ国産肉や国産野菜を選び小麦粉や白砂糖を使わないなど、身体に良い安全な食材にこだわったメニューを提供しているお店。
なかでもハタケゴハンは畑から直接仕入れた無農薬野菜のプレート。
家庭で食べる機会のない野菜が提供されることもあり、健康的に食を楽しむことができるのも嬉しいですね。
■庶民的な親しみやすさを感じるたたずまい
大三角線を突き進んで舞浜大橋の少し手前、浦安市富士見3丁目にあるいもっこかふぇ。
外観はカフェというより居酒屋兼住宅のような佇まい。
Googleストリートビューによると居酒屋の居抜物件だったようです。
店内もどことなく庶民的な和の赴きを感じます。
小上がり席もその名残ですよね。
毎月第3日曜日に開催される日曜日の縁側やその他イベント時に活躍していることでしょうね。
カウンターには座席がなくフリードリンクコーナーが設けられています。
吊り戸棚のゆるかわなイラストはいもっこかふぇのコンセプトをイメージしたもの。
■畑から直接仕入れた無農薬野菜ハタケゴハン
ランチメニューは本日のハタケゴハンを含めたベジタリアン3種。
看板メニューというべき本日のハタケゴハンは無農薬野菜をたっぷり使用したワンプレートメニューです。
ランチドリンクは別料金ですが飲み放題も選択可。
カウンターにあるドリンクコーナーから選んぶセルフスタイルです。
今回は500円のフリードリンクを選択。
冷たいルイボスティーが美味しくて何度もおかわりしてしまいました。
ハタケゴハンはみそ汁付きのドリンク別料金。
この日のお品書きは下記となります。
[黒米ごはん・具だくさんみそ汁・生サラダ・ヤーコンとニンジンのマリネ・米粉天ぷら・ほうれん草ナムル]
訪れた4月下旬当時の季節感あふれる食材ですね。
米粉天ぷらの食材はたけのことヤーコン。
塩味の味付けされていてそのままいただけました。
薄づき米粉の衣はサクサク軽やかな食感。
薄切り筍はほどよい固さでさっくり、ヤーコン細切りはサクサク感に瑞々しさと甘さがドッキング。
ヤーコン初めて食べましたが、こんなにジューシーで甘みがあるなんて。美味!
その奥にあるのは春昆布の酢の物。
レア食材の春昆布はワカメのように柔らかく、噛むたびにじわりと昆布エキスを感じます。
春採りの珍しいミョウガがトッピング。
サラダのドレッシングはどことなく甘ずっぱさを感じて、お店の方に尋ねたら甘酒にごま油とショウガ醤油をあわせたものだそう。
ほうれん草のナムルはしっかりした味付け、隠し味は落花生かな?
再び登場のヤーコンは人参とのマリネ。
ヤーコンのサクサクとした食感もさることながら、ニンジンの甘みを強く感じました。
具たくさんの味噌汁は皮付きの人参と大根葉、こんにゃく・しめじ・油揚げ。
野菜尽くしの身体が喜ぶハタケゴハンでした。
■健康と多様性を重視したコミュニティの場
オールベジのハタケゴハンはヘルシーで胃もたれしないのが助かります。
満腹なのに胃が軽いままなのはたいへん喜ばしいことですね。
畑直送の新鮮野菜を積極的に食べて健康になりたいものです。
これからは夏野菜に期待です。
多様性を楽しむ集いの場として毎月第3日曜日に開催される日曜日の縁側は、さまざまな人々が集まり、持ち寄ったおやつをシェアして思い思いに過ごすイベント。
お酒の持ち込み可能な昼のみ処なるイベントも興味深いものがあります。
単なる飲食店にとどまらない、コミュニティスペースとしても広がる可能性にこれからも注目したいですね。
いもっこかふぇ
浦安市富士見3-19-1
050-5373-9655
11:30-
不定休
※営業日・イベント開催等の確認はお店のInstagramにて