新しい日常のもと生活面では徐々に落ち着きを取り戻しているとはいえ、自由に海外渡航できる日はいったいいつになるのでしょうか。
今年更新したパスポートもまだまだ当分活躍することはなさそうです。
海外旅行ロスを解消すべく、このたび浦安でフラメンコを鑑賞いたしました。
■浦安駅近にあるスパニッシュな小世界
9月27日の日曜日。
場所は浦安駅からほど近いスペイン料理のLa Picada de tres(ラ ピカーダ デ トレス)。
こちらのお店では2ヶ月おきのペースでフラメンコショーが開催されています。
今回は17時からの第1部、生ハムとタパスのついたプランで申し込みました。
入店待ちのお客さんで賑わう17時少し前の店頭。
出演者の方々も同じくのんびり待機中。
ゆるい雰囲気に包まれていました。
■ショーの前にゆったりお食事タイム
入店後、フラメンコショーが始まる前に料理をいただきます。
飲み物は別途のため、パイナップルワインとホワイトビールを注文。
千葉県ではこちらのお店でしか飲めないというドイツビールのパウラーナー社へフェ・ヴァイスビア。
ホワイトビールのフルーティな芳香と酵母らしさの中に日本のビールのようなすっきりした苦味も感じられる、日本人好みの味わいでした。
パイナップルワインはマウイ島産という意外な産地。
とにかくパイナップルの香りが強い!
トロピカルな果実味と蜜っぽさもありながらしっかり辛口の白ワインでした。
フラメンコショーが始まるまでの、ゆったりとしたグルメなひととき。
今回選択したセットプランは生ハムとタパス3種盛り合わせつき。
まずは生ハム。
ジャーキーのような固めの仕上がりのスモーク生ハムは、肉の旨味と塩気が溶け込みあい、噛むとじんわり身体に染み込んでいきます。
3種のタパス盛り合わせ内訳は、スモークサーモンのピンチョス・ロシア風ポテトサラダ・スピナッチのラビオリ。
ロシア風ポテトサラダはじゃがいもほくほく。控えめな味付けがいいですね。
スピナッチのラビオリの具は、クリーミィなソースで和えたほうれん草。クリームシチューのような懐かしくもやさしいお味でした。
席に着いた直後ならパエリア以外の料理オーダー可能です。
パエリア食べたい方は、予約の段階でパエリアつきのコースを選択してください。
■情熱あふれる迫力のフラメンコショー
1時間ほどまったり食事を楽しんだところで、いよいよフラメンコショーの始まり。
本日の出演者の方々は、女性バイレ(踊り手)お三方とカンテ(歌い手)紳士にイケメンギタリストの5名。
日本人バイレの方からひとりずつ踊りを披露。
激しい動きとともに、ダンッ!ダンッ!!と、店内の床の一部に板を敷いた特設ステージに響き渡り座席にまで伝わるステップの振動。
意志の強さを感じる目力。
力強くも哀愁を帯びたカンテの響きと声量。
間近で情熱の舞を体感することができました。
たまたまステージ前の席だったため、よりダイレクトに伝わる迫力。
すっかり情熱の舞の虜になってしまいました。
(※出演者の皆様から写真掲載許可いただいています。ありがとうございます。)
■スペイン料理と世界のビール・ワインを浦安で
フラメンコショーは2ヶ月おきですが、ショーが開催されていない日もパエリアなどのスペイン料理や多種多様なお酒を楽しめます。
クラフトビールや世界のビールの強力ラインナップも酒飲みには魅力。
ワインセラーも備えていることからワインの品揃えも豊富です。
ショーのない日にじっくりお酒をたしなみたくなりますね。
私も近々飲み放題コースでパエリア食べに行くと心に誓ったのでした。
次回のフラメンコショーは2020年11月。
浦安で海外旅行した気になってしまいましょう!
La Picada de tres(ラ ピカーダ デ トレス)
浦安市当代島1-3-10
TEL:047-355-6209
ランチ 11:00-15:00
ディナー (月・水・日)18:00-03:00(L.O02:00) / (木・金・土)18:00-05:00(L.O04:00)
火曜休
※フラメンコショー日程や営業日時等の確認はInstagramまたはFacebookにて