GWのスタートは浦安春まつり！カフェテラスin境川･浦安植木まつり同時開催 │ 浦安・行徳・妙典【東京湾岸千葉情報】

桜の時期だと思えば梅雨明けの頃だったりと、毎年開催時期がなかなか固定しないカフェテラスin境川。
ここ数年は5月末の開催が続いていましたが、今回はGW前半の4月28(土)･29日(日･祝)、しかも植木まつりとの合同開催です。
2つのお祭りを新たに称して浦安春まつり。
それぞれのお祭り会場は歩いてすぐ。
2つのお祭りをハシゴできて一挙両得です。

4月28日(土)のお昼前。
まずは植木まつり会場の東小学校へ。
花苗や観葉植物などの販売のほかに、材木等を使用した体験コーナーもあり、世代を問わず植物と親しめるイベント内容。

ステージ脇に設けられた花のオブジェ。
かつての漁師町浦安をかたどった壁画と、べか舟を花壇に見立てた寄せ植え。
とても鮮やかで浦安らしい意匠ですね。

植木まつりでは両日ともに朝から行われる苗木や鉢苗の無料配布が人気。
訪れたときには既に一般向けの配布は終了し、残るは小学生以下対象のカーネーション配布のみ。
ステージ前では子供たちの長い長い行列。
これらの花々もあっというまにさばけてしまい、午前中には全ての苗木配布が完了となりました。

母の日が近い時期とあって、カーネーションの苗や母の日ギフトも販売されていました。
ぬいぐるみつきのギフト、可愛いですよね。

寄せ植えや園芸品種など、和洋問わず鮮やかな花色に彩られる小学校校庭。
堂々とした藤の花の姿にしばし見とれてしまいました。

これから育てるのに適している、青々とした野菜の苗。
パクチーブームの影響がこんなところにも。

苗木のお買い物を済ませカフェテラスin境川会場へ。
食べ物や遊びの屋台が境川の両岸にひろがり、川を舞台としたイベントが催される毎年恒例の行事です。
少し気温は高いものの、春の爽やかな風がなびいて体感的には心地よく。

12時20分からの水神祭を前に、浦安が誇るホテルグルメ屋台で腹ごしらえ。
本日のお昼ごはんはホテルオークラ東京ベイの牛肉と春野菜のパスタ。
たけのこや春キャベツなどがふんだんに入った春らしい和風パスタに舌鼓。

豊漁や水難除けを願う水神祭。
漁業の町の終焉とともに途絶えたお祭りが、昨年20年ぶりにカフェテラスin境川の場で復活し、今年も引き続き披露されています。
今回も前回同様、5隻の舟が境川を航行しました。

先頭を飾るのは市長を乗せた御座舟。
3つの大漁旗が掲げられ堂々としたいでたちで進んでいます。

続いては露払いの猿田彦を乗せた浦安囃子の音舟。

3隻目は踊り舟。おかめひょっとこの動きがユーモラスですね。
船頭さんが手にしているのは、おひねりを受け取るための玉網。
復活前に行われていたおひねりの習慣も忠実に再現されています。

4隻目は浴衣美人を乗せた伴舟。

最後を飾るのは細川流投網舟。

ダンスなどのステージプログラムを挟んで、本日2組目の嫁入り舟が始まりました。

ステージ上に勢ぞろいした新郎新婦および親族、市長などの関係者一同。
まずは記念撮影、その後市長挨拶等の出発セレモニーを実施。
学生時代を浦安で過ごしたという新郎に、｢浦安に戻ってきてください！｣とさかんにアピールする市長。

嫁入り舟に乗り込み、市長に見送られていざ出発。
前回までは佐原のさっぱ舟が使用されていましたが、今年から浦安の舟と船頭さんによる航行へと変わりました。

航行はしおかぜ歩道橋の下からスタート。
嫁入り舟も向きを変え、音舟や親族を乗せた舟とともに江川橋の手前まで進みます。

祝いの場に華を添える投網の美しい曲線。

嫁入り舟がすれ違うと同時に、Eボート体験の乗客やスタッフも盛大な拍手でお出迎え。

舟を降りた一行は境川沿いを歩いて挙式が行われる豊受神社へ。

今回の嫁入り舟は2日間で計4組と、ここ数年では多い開催組数。
例年以上に祝福ムードに満ちあふれていたのではないでしょうか。

嫁入り舟の儀式を終えて静けさを取り戻した境川。
ステージでは正福寺正榴会による解説つきの纏振り実演が行われていました。
お会式の万灯行列で見かけるこの纏、ルーツは火消しの纏でまわし方もそこからアレンジしたものだとか。
また団扇太鼓にも八木節の曲があると聞き、目からウロコでした。
今年のお会式は11月11日(日)に開催予定。
興味のある方はぜひ足を運んでみてください。昨年のお会式レポはこちらです。