※2020年3月閉店。2020年7月より浦安市今川に「キッチンカフェほっぷ」移転オープン。
歴史の浅い街の宿命か、昔ながらの地元密着型飲食店が少ない新浦安。
街のイメージとしても、大衆酒場というよりホテルのバーやファミリー層対応の小ぎれいな居酒屋といったところでしょうね(私が知らないだけでしょうか?)。
そんな新浦安で希少な立ち飲み居酒屋が、駅前にある立ち飲み処 ほっぷ。
場所はアトレ1Fを出てすぐ、ロータリーに向かう階段下に位置しています。
■居酒屋らしくない?お店はリサイクルショップとの二刀流
どことなく社員食堂のような趣の店内。
壁際の立ち飲みカウンターのほかにテーブル席も用意されています。
まずは食券機でドリンク券やおつまみ券を購入し、注文カウンターへ。
お酒もおつまみも全て¥300均一(出羽桜のみ食券2枚分:お試しサイズは1枚分)。わかりやすいですね。
注文した品は席まで持ってきてもらえます(たまにこちらから受け取りにいくことも)。
テーブル席はサラリーマンの方々が集っていたため、おひとり様な自分は立ち飲みカウンターへ。
壁際のすりガラス越しに、道行く人々の気配を少し感じます。
居酒屋然としていないのには理由があります。
実は浦安市の地域活動支援センターによる運営の、昼はリサイクルショップ、平日夜は立ち飲み居酒屋という変わり種。
毛色の異なる二刀流スタイルなのは、障害がある人もない人も生活を楽しみ共に働ける拠点として誕生したため。
地域に定着し親しまれる存在として、今年めでたく10周年を迎えました。
■お酒もおつまみも300均一!手作りの家庭的な味にホッとする
さて立ち飲みタイムに戻りまして、最初の一品はチーズ包み揚げとオレンジビール。
チーズ包み揚げは大葉が挟んであってさっくりと香ばしく。
オレンジビールの甘さが疲れた身体に染み渡ります。
続いてペペロンチーノ枝豆と緑茶ハイ。
ニンニクと唐辛子合わせてオイルで和えた枝豆は辛さ控え目でどのお酒にも相性良さげ。
緑茶ハイは気持ち茶色傾向かな。
3品目は本日のおすすめにあったやわらか豚なんこつトマト煮をグラスワインの赤で。
300円とは思えないボリュームですね。
たいへん柔らかく煮込まれた豚なんこつは、軟骨のコリコリ感がみられない代わりにぷるぷるしたコラーゲンの食感がありますね。
トマトソースがクリーミーでチーズと合わせて食べても良さそうです。
立ち飲み居酒屋だけでなく餃子屋チェーン店や牛丼屋チェーン店も皆無な新浦安駅前。
アットホームな雰囲気のもと、気軽にちょい呑みできる稀有な存在として、これからもありがたく利用させていただきます!
立ち飲み処 ほっぷ (駅前センターほっぷ)
浦安市入船1-3-1
TEL:047-304-8820
17:00-23:00(L.O.22:30)
日曜・月曜・祝日休
※リサイクルショップは10:00-16:00(土日祝10:00-16:00)・月曜休