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MIX SPACE ZARIGANI|住宅街の宝箱カフェ&本・雑貨スペース

MIX SPACE ZARIGANI|住宅街の宝箱カフェ&本・雑貨スペース

市川市宝の住宅街に2023年4月オープンしたカフェと本・雑貨の複合ショップMIX SPACE ZARIGANI(ミックススペースザリガニ)
間もなくオープンから1周年を迎えようとしています。
戸建住宅の1Fを改装した小さなお店はほっとできる空間です。

閑静な住宅街の小さな憩いスペース

MIX SPACE ZARIGANIがあるのは中江川近くの住宅街。
行徳駅・妙典駅ともに徒歩20分以上かかりますが、バス利用なら京成トランジットバス幸一丁目バス停からすぐそば。
1軒の住宅に設けられた本・雑貨とカフェのスペース。
それぞれ入口が異なります。

向かって正面に位置するカフェ。
黄色い壁と交互に並べられた赤青の椅子がとっても可愛い店内。
子供の頃夢見た理想のお部屋にいるみたいでうきうきします。

カフェでくつろぐ午後のひととき

カラフルな素敵空間でくつろぎながら口にするスイーツの数々。
日曜祝日店休かつ土曜営業月1〜2回と、土日休みの身にとっては行きづらいものがなきにしもあらず。
そのため掲載までにタイムラグが生じています。
現在提供されていないメニューもあるかもしれませんがあしからず。

最初に紹介するのは定番メニューのキャロットケーキ。
ニンジンのコクと果実の甘酸っぱさ、ポピーシードの細かい粒の口当たりに満足感。
クリームチーズのフロスティングは力強いレモンの酸味、アクセントになっています。
お供のコーヒーはオリジナルのザリガニブレンド。
コクと酸味がマイルドにバランスよくまとまったハンドトリップの一杯です。

続いてはイタリアンプリンと冷たいアメリカーノ。
イタリアンプリンはサイズ小さめ、昔懐かしの固めプリン。
しっかりとした角はありますが固すぎずほどよい弾力。
イタリアンプリンというからにクリームチーズ(またはマスカルポーネ)を使っているのでしょうね。
もっちりとしたコクに少しだけ酸味あるのがチーズっぽさなのかなと思いました。
アメリカーノはエスプレッソを薄めたもの。
エスプレッソの苦味がしっかり残されたまま飲みやすくなった印象です。

メニューにはホットドッグやサンドウィッチといった軽食も。
ジャンボソーセージとピクルスのホットドッグにオプションでチーズ増し。
プチっと薄皮はじけた後に広がるジャンボソーセージの肉汁がジューシーです。
ケチャップ控えめでソーセージの味わいがより感じられます。

ホットドッグとポテトチップスのお供は、この日(2024年2月)おすすめされたメニュー未掲載のウィンナーコーヒー。
ほんのり甘みを感じるホイップクリームがたっぷりトッピングされて、ふりかけられたカカオパウダーにバレンタインの季節感がありました。

本好きにはたまらない雑貨と本のスペース

カフェとは別の入口、正面右側にある本・雑貨スペースのザリガニブックス。
新品の絵本や大人向けの古本、可愛い雑貨が並べられた和みの空間。
撮らせていただいた写真見返しても和みますね。

2023年7月に刊行された写真集「後藤神輿とその時代(詳細はわっしょい!行徳さん紹介記事ご参照)」を発売間もない頃に買いました。
書籍については日を改めてレビューできたらと考えていますが、貴重な郷土資料のみならず、お宝もの発掘謎解きドキュメントを目にしているかのような感覚にもなり、読み物としても面白い一冊でした。
このとき最後の1冊だったと記憶しているので、2024年現在こちらのお店では取り扱いしていない可能性があります(行徳ふれあい伝承館行徳神輿ミュージアムでの取り扱いあり)。

多彩な活動ひろがる憩いの場

住宅を改装したいわゆる自宅カフェが全国的に増加傾向です。
開業コストや法律的な問題をクリアし、それぞれ個性を発揮したお店が生まれて成長する様子は、いち地域住民としてとても嬉しいものがあり。
ブックカフェとも一味違う、複合スペース的な構成は新しいカフェの形ですね。
コーヒーやフードのテイクアウト、ガレージセールやワークショップ開催と幅広く活動されているのも興味深いです(年末のしめ縄作り行きたかった!)。
行徳駅周辺を筆頭に変貌しつつある令和の行徳地区ですが、楽しいスポットも続々生まれてますよ。

MIX SPACE ZARIGANI
市川市宝1-16-4
TEL:050-3575-3528
平日11:30-17:00 / 土曜11:00-17:00
水・日曜休・その他臨時休業あり(土曜休の場合もあり)
※イベントや臨時休業等の確認はお店のInstagramにて

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