移設から2年弱、行徳のシンボル常夜燈が帰ってきました!
スーパー堤防工事による一時撤去後、元の場所に再設置されるか危ぶまれた時期もありましたが、無事に元の在り処に落ち着くことができました。
同時に周辺も常夜灯公園として整備され、新たなランドマークとなったのは喜ばしい限りですね。
12月12日(土)、常夜灯公園の開園式が行われました。
千葉市長(任期は今月24日まで)や行徳小児童などによるテープカットの後、チーバくん・レッサーパンダ・寅を先頭に公園内への入場開始です。
堤防沿いの細長い地形を活かした遊歩道には、市川市の木であるクロマツが植えられています。
今はまだ若い木ですが、今後この地に根付いて立派なものに成長していくのでしょう。
また公園内には遊具やトイレ、売店やあずまやが設置されています。
売店は土日祝の営業とのこと。
当日は開園記念として生海苔の味噌汁がふるまわれ、売店では千葉県産のお菓子などが販売されていました。
生海苔の出汁とコリコリした食感がたまらない!
公園の外では本行徳四丁目自治会による甘酒がふるまわれ、こちらも美味しくいただきました。
常夜灯公園の整備は、県のスーパー堤防モデル事業の一環という位置づけです。
最終的には江戸川河川敷に出られる計画ですが、堤防工事の完了は来年2-3月頃予定のため現時点では立ち入り禁止。
しかしながら常夜灯公園オープンを記念して、わずか30分ほどですが江戸川護岸に出ることができました。
常夜燈付近から堤防越しの江戸川を覗いたことがなく、目の前に現れた景色はとても新鮮でした。
対岸にあるのは、今年4月にできたばかりの江戸川区水辺のスポーツガーデン。
その奥には王子製紙江戸川工場。
右手にはドックやマリーナがあります。
フェンスに立てかけられていた古い看板。
常夜燈から今井橋まで全長2.5kmのジョギングコース。
いつ頃のものかはわかりませんが、江戸川の整備によりますます走るのが楽しくなりそうですね。
人の流れも落ち着きだした夕方の常夜燈。
子どもたちお手製の行燈が並べられ、日が暮れる時を待っています。
再び常夜燈の周りに人々が集まりだして、午後4時45分よりライトアップの点灯式。
カウントダウンとともに光に浮かぶ?常夜燈のはずなのですが、すみません確認できませんでした。
その代わり、常夜燈の足元だけでなく参道にまで延びた行燈の光がまことに幻想的でした。
夜景には少々早いですが、夕暮れどきの江戸川の眺めもいいものです。
葛西臨海公園の観覧車もきれいに見えますよ。
常夜灯公園
市川市本行徳34地先
遊歩道・遊具・トイレ・パーゴラ・あずまや・売店(土日祝営業)あり。